2012年6月25日月曜日

お客様では、いられないこと

「自分の仕事」を考える2日間in札幌
の前夜祭イベント(6月1日)で、
「自分がお客様では、いられないこと」を
考えるというワークショップがありました。

「お客様では、いられないこと」を、
「供給側にまわってしまうこと」と捉えると
それはいまの自分にはないなぁ、
というのが正直なところです。
僕には特別な能力も強い想いもありませんし。

農業についてもそうで、
ついつい「食」の供給側になってしまう、
という感じではありません。

ただ、「お客様では、いられないこと」を、
「ひとまかせにはしたくないこと」と捉えると
それが「食」なのかな、だから農業なのかなぁ
と少し思ったんです。

「自分の仕事」を考える2日間in札幌
の1番目のゲストとしてお話してくださった
ミナ ベルホネンの皆川明さんのお話の中に、

外部に頼みすぎると頼みグセがついてしまう。
これは自分達にはできない、と思い込んでしまう。

という言葉があって、
それに近い感覚なのかなぁ、と。

「食」は、生きるために最も大切なことのひとつ。
その「食」にかかわるほとんどすべてを、
いまの僕は「外部」に依存してしまっています。

いまはそれで不都合がないのかもしれませんが、
やっぱり自分としては違和感があるし、
有事の際に自分で「食」を調達できるというのは、
とても「強い」ことだと思うんです。


昨日の朝にボランティアの拠点(登米市)を出て
石巻へとやってきました。
喫茶店でコーヒーを飲んで、お店でご飯を食べて
商店街を散歩して、というのんびりな一日。

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