2012年11月7日水曜日

【WWOOF体験記】さつまいも掘り

今日はさつまいもを掘りました。

たぶん小学校のときにやったことがあるから、
めっちゃ久しぶり。

もちろん自分が育てたわけではありませんが、
大きいイモが出てくると嬉しくなります◎

2012年11月6日火曜日

【WWOOF体験記】農作業のはやさ

WWOOFで農家さんのところでお世話になり、
農作業のお手伝いをさせていただくとき、
当然ですが、農家さんよりも作業が遅いんですよね。

収穫も、草抜きも、畝立ても、なんでも。

特に、葉物の収穫のときのスピードが遅すぎる(笑)

収穫というやり直しができない作業なうえ、
葉物はすぐに折れたり破れたりしちゃうんですよね。

丁寧さが求められる作業は、
慣れるまでは時間がとてもかかってしまうのは、
元々の性格ですが、ややヘコみます。。。

2012年11月5日月曜日

【WWOOF体験記】農機具の展示市

昨日はホストさんと一緒に、
某農機具メーカの展示市に行きました。

野球場くらいの広場に、
いろいろな種類の農機具が売られていました。

中央には盛り土の実演圃場なんかもあって、
楽しかったです。

しかも、なんと事前申し込みをすれば、
お弁当付き!(お菓子も。飲み物は飲み放題)
至れり尽くせり(笑)

なかなか優雅な時間でした。

2012年11月4日日曜日

【WWOOF体験記】菜っ葉の食べ比べ

昨日のお米の食べ比べ会では、
菜っ葉の食べ比べもありました。

10種類くらいの菜っ葉を茹でただけのものを
食べ比べて名前当て。

・・・いや、そもそも、10種類も菜っ葉の名前を知らないんですけど(苦笑)

水菜、ちんげん菜、春菊はわかりましたが、
小松菜、みぶ菜、ターサイ、たい菜は
知らないorわかりませんでした。。。

たい菜、ターサイが美味しかったです◎

2012年11月3日土曜日

【WWOOF体験記】お米の食べ比べ

今日はホストさんのご近所さんが主催されている
マクロビオティック料理教室のイベントの一貫で、
地域の有機農家さん5件が作られた
お米の食べ比べ会に参加しました。

お米の種類による違いや、
作り方による違いを舌で実感できて、
とても面白かったです。
(違いがわからないのもありましたが。笑)

ぼくが好きだったお米は、
先生によると若い女性好みのお米だとか。

2012年11月2日金曜日

【WWOOF体験記】広島のホストさん

昨日の夜に到着して、
今日から本格的に新しいホストさんのもとで、
WWOOFをしています。

今回は、広島県。

実は、熊本と福岡のホストさんに
オススメしていただいたホストさんです。

楽しみです◎

2012年11月1日木曜日

大三島を出て、次なる目的地へ

10月25日の朝から今朝まで、
しまなみ海道が通る愛媛県の大三島に滞在していました。

そして、今日は移動日。
といってもあまり遠くではありませんが。

2012年10月29日月曜日

旬とずらして作る

これまでのWWOOF先では、
個別宅配やレストランへの卸など、
お客さまに直接売っている農家さんが
多かったのですが、

いまお世話になっている農家さん(?)は、
道の駅や地域の野菜市場への出荷がメインです。

これまでのWWOOF先は、
野菜を旬の季節に作っていました。

いまお世話になっている農家さんは逆に、
旬とは時期を少しずらして作るように工夫されています。

というのも、産直市場などでは、
みんな旬の時期に同じ野菜を出荷するため、
値段がどうしても安くなってしまうからです。

時期をずらして作ると、
収量は少し落ちるかもしれませんが、
単価が上がるから結果的に売上があがるとのこと。

参考になるなぁ。

2012年10月27日土曜日

極早生ミカン

極早生のミカンが、島中で黄色くなっています。

まだ出荷にはちょっと早いらしあですが、
自家用にということで少し収穫。

少し酸味が残ってるけど、美味しい◎

パクパク食べてしまいます。:-)

2012年10月26日金曜日

赤いキウイ

今日、赤いキウイを食べました。
島の農家さんが作っている新しい品種だとか。

ゴールドキウイみたいに全体が赤色、
という感じではないんですが、
真ん中の白い部分の周りが
赤みがかっていました。

普通のキウイよりめちゃくちゃ甘くて
美味しかったです◎

2012年10月25日木曜日

瀬戸内海のとある島

今日から瀬戸内海にある愛媛県のとある島に
滞在しています。

今回はWWOOFではなく、
去年、とあるプログラムに参加した際に
お世話になった起業家・農家さんの所。

「タマネギ植えるの手伝って」
とのことだったんですが、、、
どうなることやら(笑)

2012年10月24日水曜日

讃岐うどん食べ歩き

17日~今朝と滞在したホストさん宅を出発し、
今日は移動日。

兵庫、岡山を通って、海を超えて香川へ。
約7年半振りに高松に来ました。

1時間半ほど時間があったので、
足の向くままに歩いて、
出逢ったうどん屋さんをはしご。

讃岐うどんの食べ歩きをしました。

やっぱ、安くて旨い◎

2012年10月23日火曜日

【WWOOF体験記】食卓で感じる季節の移ろい

WWOOFで旅をしていると、
普段の(というか都会の)生活よりも、
季節の移り変わりに敏感になる気がします。

暑くなったり寒くなったり、
というのは日本ならどこにいても
感じることだと思いますが、
畑で採れた旬の野菜を主とした食事をいただいていると、
食卓にのる野菜が徐々に変わっていくんですよね。

夏はキュウリやナス、ピーマン、ズッキーニなど。
秋になったいまは、里芋や株、大根葉など。

ある意味で、最高の贅沢だなぁ、と。

2012年10月22日月曜日

【WWOOF体験記】ごぼう掘り

昨日は早く眠りに落ちてしまいました。

今朝、初めてごぼうの収穫。

ホストさんの畑はわりと土が固めで、
掘るのが大変でした。
中にはとても長く育ったごぼうもあって、
途中で折れてしまったり。。。

ごぼう掘り、大変だなぁ。
でも、美味しいんですよね、ごぼう。

2012年10月20日土曜日

【WWOOF体験記】銀杏拾い・栗拾い

昨日はホストさんのお師匠さんのお家で、
18時~24時くらいまで話していて、
結局寝たのが2時過ぎとかでした(笑)

今日は午前中に銀杏拾いと栗拾い。

記憶にないけど、初めてなのかなぁ。
夢中になって拾ってました◎

2012年10月18日木曜日

【WWOOF体験記】兵庫のホストさん

昨日からWWOOFしています。

今回はついに兵庫県のホストさん。
実家から1時間半です(笑)

しかも、なんとホストさんと実家が激近。
出身小学校が同じでした(笑)

こんな偶然ってあるんやなぁ。

2012年10月12日金曜日

屋久島!

旅に出る前から、
日本で行きたいと思っていた場所が2ヶ所あって、
1つは白神山地で、6月に行きました。

もう1つが、いま来ているところ、屋久島です。

どちらも数千年前の自然が残っているところ。
(そういえばどちらも世界自然遺産ですね)

3泊4日で来ていて、天気にも恵まれ、
念願の縄文杉も見ることができました◎

2012年10月11日木曜日

一番来たかった場所

いま、一番行ってみたかった場所に来ています。

3泊4日。お天気が心配です。。。

2012年10月10日水曜日

知覧特攻平和会館

またブログの更新が止まっていました。
今回も予定調整がうまくいかず、
実家でダラダラしていました。。。

ひさしぶりに外出した昨日は、
知覧特攻平和会館に行ってきました。

1年前くらいに百田尚樹氏の『永遠の0』という
零戦をモチーフにした小説がとても面白くて、
それ以来興味を持っていたのと、
鹿児島出身の友人にオススメしてもらったのと。

特攻隊員の肖像写真や遺書、戦闘機など、
たくさんの展示物があります。

とくに遺書などの特攻隊員やそのご家族の
「実声」に触れられるモノが凄くて。。。

言葉にできない想いが去来した時間でした。

2012年9月24日月曜日

【WWOOF体験記】自由市への出店2連チャン

昨日は、8時~11時と15時~21時で、
自由市への出店2連チャンでした。

どちらの市にも、ホストさんは
何度も出店されているようで、
周りの出店者さんやお客さまにも知り合いの方が多く、
和気あいあいとした時間&空間でした。

1回だけ出店しても、
なかなか後に続く関係はできないかもしれませんが、
継続して出店していくことで築き上げられていく
関係のようなものもあるんだなぁ、と。

それにしても、さすがに13時間出店したり
準備したり接客したり、はやや疲れました(笑)

2012年9月23日日曜日

2012年9月22日土曜日

【WWOOF体験記】岡山のホストさん

いまWWOOFでお世話になっている
岡山のホストさんは、
長野でWWOOFをしたホストさんに
紹介してもらった農家さんです。

まだ30代半ばの若いご夫婦ですが、
もう新規就農して7年くらい。

無農薬、無化学肥料、動物性の有機肥料も
なるべく使わないようにされているとのこと。
(草木堆肥や米ぬかが中心)

常勤のスタッフさんが1人と、
出荷のお手伝いのパートさんがいますが、
それでも2ヘクタールは結構広いなぁ。

個人宅への野菜セットの販売のほか、
地域のスーパーへの出荷や、
グループ内のオーガニックショップもあり、
多彩な展開をされていて、とても勉強になります。

家は海の目の前で、とっても気持ちのよい環境です◎

2012年9月21日金曜日

近況報告(20120921)

5日ほどブログを更新していませんでした。
6月1日からさすらいをはじめて、
100日ほど経ちますが、初めてのことです。

何かしていたのか、というわけではなく、
何もしていなかったから書けなかったのですが(笑)

諸々の事情が重なって、
1週間ほど実家でだらだらしていました。

9月20日の昼からようやくWWOOF開始、
ということで、
いまは岡山県の海沿いでWWOOFしています。

すてきな場所です。

2012年9月15日土曜日

ガイアシンフォニー 地球交響曲

このDVDは、ぼくが気付いただけで、
3軒のホストさん(7軒中)がお持ちでした。
3~7は観たことがあったのですが、
1と2が観れてラッキーでした◎

http://gaiasymphony.com/

2012年9月14日金曜日

フードマタース/食に隠された秘密

栄養価の低い食品、食品添加物、薬剤への依存などが
現代社会に病気をもたらしていることなど、
栄養療法についてのドキュメンタリィ。
面白い内容でした。

http://www.foodmatters.co.jp/

2012年9月13日木曜日

自給自足についての想い

ひとくちに「自給自足」といっても、
いろいろな違いというか、何をどこまで、
というバラツキ・こだわりが、
取り組まれている方それぞれにあります。

ぼく自身としては、自給自足的な生き方に、
興味関心はありますが、
そこまでカチカチには考えていません。

まぁ、農業をやるからには、
食べるものの大半は自給自足したいなぁ、
というくらいです。

具体的には、野菜と穀物類くらいでしょうか。
肉や魚、調味料は難しいかなぁ、と。
(調味料は徐々に作っていきたいけど)

エネルギィの自給自足については、
ほんと、興味があるくらいのレベルで、
農業が板に付いたらやるかもしれないなぁ、
という予感はしますが。

家を自分で建てたりとか、糞尿のリサイクルとか、
いまのところあまり興味はないかも。

まぁ、なんにせよ、どうなるにせよ、
強い制約というかこだわりを持って、
そこにがんじがらめになって、
二進も三進も行かなくなるよりは、
できることから少しずつやっていけたらいいな、
と思っています。


WWOOFスケジュールの調整をミスしてしまい、
ちょうど実家に帰っているタイミングで、
空白の時間を過ごしてしまっています。。。


ありがとうございます。

2012年9月12日水曜日

理想の農業スタイル

現時点で、実現可能性とか採算とか、
そういうことを考慮せずに、
「こんなこといいな、できたらいいな」
と想い描いている農業スタイルを。

忘れないうちに書いておこうと思って。
これからどんどんブラッシュアップしていく土台に。

・農薬を使わない

・化学・有機肥料を使わず、土への栄養分は草を使う

・F1の種を使わず、在来種の種を使い、自家採取する

・機械を使わず、道具を用いて手作業でする

・年間に約50種以上の作物を育てる

・販路は主に個人への旬の野菜セットの宅配

・味噌、醤油、豆腐や麺類などの加工もする

・自農園の作物のみを使った食事処をひらく

全部実現するのはとても困難でしょうし、
できるにしても時間がかかると思いますが、
あくまで理想として忘れないように。

2012年9月11日火曜日

【WWOOF体験記】福岡のホストさんでの作業内容

WWOOFに興味がある人のために、
日々の作業内容の概要を記しておきます。

■作業内容
・1日目
 朝(6時~8時):畝の間にもみがら撒き
 午前(9時~14時):鶏の屠殺・解体
 午後:雨のため作業なし

・2日目(週に1度のオフの日)
→オフにやりたいことないので作業を手伝う。笑
 午前(8時~12時):茶摘み、かぼちゃ選別、
 道の駅への出荷とお客さんへの宅配に同行
 午後(13時半~17時):お茶を炒る
 夕方(17時半~19時):にんじんの種植え

・3日目
 午前(9時~13時半、途中雨で中断):草取り
 午後(15時~17時半):草取り

・4日目
 朝(6時~8時):草取り
 午前(9時~13時):草取り
 午後(15時~19時、途中雨で中断):草刈り、
 キャベツとカリフラワーの苗の移植

・5日目
 午前(8時半~13時):胡麻の選別、草集め
 午後:雨のため作業なし

・6日目
 午前(8時半~12時):落花生の殻むき、
 カボスの収穫、草集め
 午後:ホストさん外出のため作業なし

・7日目
 午前(8時~14時):自由市に出店
 午後:作業なし

■ウーファー
1~2日目、20代後半のイギリス人男性と2人
3~4日目、20代後半のイギリス人男性、
40代で子連れ(3歳の男の子)の日本人女性と3人
5~7日目、20代後半のイギリス人男性と2人

2012年9月10日月曜日

【WWOOF体験記】福岡のホストさんの田畑(その2)

このように谷間にあり、
とても気持ちの良い場所でした◎

奥に見えるのは冷泉。
温泉の冷たいバージョン。
初めて知りました(行ってないけど。笑)

【WWOOF体験記】福岡のホストさんの田畑(その1)

9月2日夜から10日朝まで滞在していた
福岡のホストさんの田畑です。

棚田の一部を畑にされたとのことでした。

2012年9月9日日曜日

【WWOOF体験記】自由市に行ってきました

大分の中津市のとあるところで開かれた
自由市にホストさんが出店されたので、
ご一緒させていただきました。

日本全国で見られる光景ですが、
大型スーパなどができたことによって、
元々地域の中心であった商店街が、
シャッタ通りになってしまっています。

その商店街に人を呼ぶための施策として、
商店街のアーケードでいろいろなお店が
出店する自由市をされているようでした。

ホストさんも今回が初めてということで行ってみると、
ほかのお店はすべて商店が出店されていて、
生産者が出店されていたのは、
ホストさんの農家さんだけでした。

市が始まった10時から12時過ぎくらいまで、
地元の人がたくさん来られて賑わっていたんですが、
12時を過ぎた頃にパタっと人通りが減って、
お店もたたむところがほとんどでした。

ほかのお店と比べて、やっぱりホストさんのところは
無農薬・無化学肥料で手間がかかっている分、
値段が高くなってしまいます。

ほとんどのお客さんが、安い普通のお店で買う中で、
それでもやっぱりホストさんのお店のものに
関心を持ってくださる方はいらっしゃって。

そういう「こだわり」に共感してくださるお客さんと
直接顔を合わせることができる機会として、
いい「場」だなぁ、と思いながら。

2012年9月8日土曜日

【WWOOF体験記】お茶摘みをしました

9月4日にお茶摘みを初体験しました。

ホストさんの家の前に少しだけお茶が植わっていて、
そこのお茶摘みをさせていただいたのです。

ちなみに、完全無農薬無肥料(放置ともいう。笑)。

お茶摘みって、背中に大きなカゴを背負って、
手で収穫してカゴに入れていく、
というイメージでしたが、
この季節に収穫する場合、
葉っぱが少し固くなっているらしく
袋が付いた大きめのはさみで収穫しました。
(なかなか細かいコントロールができず大変でした)

で、収穫したお茶の葉っぱで、ほうじ茶を作る、
ってことでお茶っ葉を炒って、揉んで、また炒って、
、、、と。

お腹の足しにならないので、
お茶農家さんになるつもりは全くなかったのですが、
ここのホストさんのように、
ずっと放っておいてたまに少しだけ収穫する、
というスタイルならやりたいかも、って思いました。


9月2日の夜から福岡の豊前市にいるのですが、
天気がはっきりしない日が続いて、
あまりがっつり作業ができない日が多いのです。

やや不完全燃焼で、まぁそれはそれでいいのですが、
ホストさんに申し訳ないなぁ、と。。。

2012年9月7日金曜日

ニワトリやブタを飼いますか?

9月3日に体験した人生初の屠殺について、
一昨日はその手順を坦々と、
昨日はぼくの感想を書いてきました。

今日は、その流れで、家畜を飼うことについて。

結論からいうと、
ぼく自身は、畜産をやろうという意志はありません。

屠殺を体験する前から思っていましたし、
体験してより確信めいてきましたが、
ぼくには畜産は向いてないと思うんですよねぇ。

肉用の牛や豚、ニワトリはもちろん無理ですし、
牛乳用の牛も。

低いですが可能性があるとしたら、
卵用のニワトリくらいでしょうか。。。

これまでのWWOOF滞在先で、
牛や豚を飼っているところはなかったのですが、
長野のホストさんはヤギを飼われていて。

乳搾りや餌やりなどをさせてもらいましたが、
向いていないなぁ(楽しさを見いだせないなぁ)
と感じましたし。

自分で殺してまで食べるくらいなら、
肉なんて食べなくていいって思っちゃうタイプです。

とはいえ普段は気にせず食べているわけで、
じゃあ自分で手がけなければいいのか?
それにそもそも、植物ならいいのか?
という話になるんですが、それはまた別の機会で。

2012年9月6日木曜日

【WWOOF体験記】人生初の屠殺の感想

昨日も書いたように、
ぼくは、9月3日、人生初の屠殺を体験しました。

昨日はぼくが体験したニワトリ屠殺の手順を
坦々と紹介しましたので、今日はその感想を。

一昨日も昨日も書きましたが、
ぼくは頭では屠殺を経験するべきと思いながらも、
心では屠殺は経験したくないと思っていました。

ですので、WWOOFのホストさんが、
手本を見せてくださっているときも、
ずっと苦々しい気持ちでいっぱいでした。
(っていうか、前日の夜からずっと。。。苦笑)

直視したくないけど見なくちゃいけない、
逃げ出したいけど逃げてはいけない、というような。
葛藤と矛盾で頭いっぱい胸いっぱい。

いざ自分でニワトリの命を奪うときには、
覚悟を決めて、
逆さに吊したニワトリの前で、数秒間黙祷。

「ごめんなさい。いただきます」と心の中で呟いて、
包丁で首を切っていきました。
(ずっと渋ったり目を逸らしたり、
 ということは意外とありませんでした)

苦しめないようになるべく早く切ろうと思い、
首を切っている間は、もう、無心で。。。

そして、くびもとの切り口から赤い血が出てきて、
ニワトリの顔をつかんでいた左手にかかったとき、
その血の赤さに、温かさに、
「あぁ、ぼくはこいつの命を奪ったんだ」
という実感が。

聞いていた話ではありますが、
首の血管を切ったあとも少しの間、
ニワトリは暴れ続けて。
でも、次第に事切れていきました。

そのあと、
羽をむしっているときも、
解体して肉を切っているときも、
内蔵を剥がしているときも、
ずっと言葉にできないイヤな感覚がありながらも、
坦々とやるべき作業をこなしていきました。
(たまにウッとくることがありましたが。。。)

4時間かけて屠殺~解体を終えたときは、
心も体も、疲れたというか、すり減っていました。

そして、ニワトリを屠殺した後の昼食で、
ホストさんが早速、
ホルモンを使った料理を作ってくださいました。

何度かブログにも書きましたし、
実際のぼくを知っている方はご存じかと思いますが、
ぼくは感情の振れ幅がひとよりだいぶ小さいです。

ホストさんがホルモンで作ってくださった料理は
とてもおいしかったです。
でも、これがムネ肉やモモ肉を使った料理なら
結果は違っていたのかもしれませんが、
ぼくは、少ししか食べられませんでした。

ただ、今後、鶏肉が食べられなくなる、
というトラウマには至っていない気がしています。

2012年9月5日水曜日

【WWOOF体験記】鶏を屠殺・解体しました

昨日のブログでもったいぶって書きましたが、
そう、頭では体験したいと思っていたけど、
心では体験したくないと思っていた、
ぼくにとっての試練とは、「屠殺」でした。

そして、ぼくは、9月3日の朝食後、
人生初の屠殺を体験しました。

今日は、その手順を、文章だけで坦々と。

(2013年12月に研修中の農家さんで、
 人生二回目の鶏の屠殺・解体を体験しました。
 リアルな写真つきの記事はコチラ

■準備段階

・前日の夜のうちに屠殺するニワトリを捕まえて、
 ほかのニワトリと離しておく
→段ボールの中など、暗い場所に置いておくと、
 騒がないためよい

・大きめの釜などに熱湯を焚く

■屠殺段階

・ニワトリを一羽ずつ取り出し、羽交い締めする
 (背中で羽をクロスさせる)
→ニワトリは自分で外せないため暴れにくくなる

・羽交い締めした羽の付け根を紐で縛る(念のため)

・足の先の方(かかとのあたり)を紐で縛る

・足を縛った紐を用い、ニワトリを逆さに吊るす

・ニワトリの目を隠すように片手で顔を握り、
 もう片方の手で包丁を持ち、喉元にあて、
 できる限り素早く血管まで切る
 (骨にあたったところで止めるので首は離れない)

・一定時間吊したままにしておき、血を抜く

・血が抜けたらニワトリから紐を外し、
 サッと熱湯につける
→羽の間に溜まっている空気が抜けるくらいの時間

・体中の羽毛をむしる(これが時間かかる)
→熱湯に通したことによってむしりやすくなっている

・サッと水洗いする

■解体段階(出刃がない場合、骨を切らない)
・まず首(頭)を落とす

・両脚をもも肉と一緒に切り落とす

・脚から膝下を切り落とす(膝下は食べずに捨てる)

・手羽先をむね肉と一緒に切り落とす
→むね肉の下にあるささみは別に切り出す

・手羽先とむね肉を切り分ける

・首と肛門を切り落とす(肛門は食べずに捨てる)

・体から内蔵部分を引き剥がす
→体の部分はガラスープに使う

・レバー、心臓(ハツ)、砂ずり等、
 内蔵部分(ホルモン)を切り出し剥がし出す
 (胃、胆のうは食べずに捨てる)
→レバーの下にある胆のうを破らないように注意
 破れると苦い液が出てしまう

以上が、今回ぼくが体験した手順です。
もちろん、ほかにもいろいろなやり方があります。

男3人でニワトリ3羽を屠殺しましたが、
ぼくともう一人のウーファーは初めての経験
ということもあり、約4時間かかりました。

「試練」であった人生初の屠殺をしての感想は明日。

2012年9月4日火曜日

【WWOOF体験記】ぼくに訪れた試練について

ぼくには一つ、新規就農するまでに
体験しておかなければならないだろうな、
と密かに思っていたことがありました。

それは、頭では、体験したい、、、いや、
体験しなければならないと思っていたことですが、
正直に言うと、心では、体験したくない、
と思っていたこと。

なので、自分からその機会を作りにいくのは
難しいだろうなぁ、と客観的に考えていました。

ただ、なんとなく、ですが、
このWWOOFを利用してのさすらい期間中に、
きっとどこかで巡り会うだろう、
という確信に近いものはあって。

そうすれば、逃げることもできないだろうな、
って思っていたんです。

そして、9月2日の夜、
福岡でのWWOOF先のホストさん宅に着き、
夕食後、翌日の作業の話になったとき、
ついに試練の日が来た、ということを知ったのです。

2012年9月3日月曜日

【WWOOF体験記】熊本のホストさんの近場

これは、ホストさんの家の近くにある駅からの写真。

とても心が落ち着く眺めでした。
ほんと、これまでのWWOOF先で、
眺めが一番好きな場所でした◎

【WWOOF体験記】熊本のホストさんの農場から

この写真は、熊本のホストさんの農場から、
阿蘇(の)山を撮った写真。

ほんと、雄大で気持ちの良い場所でした◎

2012年9月2日日曜日

【WWOOF体験記】熊本のホストさんでの作業内容

8月26日~9月1日の1週間は、
熊本の阿蘇のふもとでWWOOFしていました。

場所やホストさんについては、
28、29日のブログでも書きましたが、
本当に気持ちの良い場所で、
ホストさんはモデルケースのようなスタイル、
そしてとても素敵なご家族でした。

1週間の滞在期間中に、
いろいろな作業をさせてもらい、
またその都度いろいろ教えていただき、
とても勉強になりました◎

草刈り、草抜き、草を集めて堆肥づくり、
植え付け前の畑への牛糞堆肥まき、有機肥料まき、
きゅうり・ネギ・ピーマン・オクラなどの収穫、
ニラ・ネギ・ジャガイモ・タマネギなどの出荷準備、
白菜・レタス・大根の種植え、
キャベツ・サニーレタスなどの定植、
ニワトリの卵を集めて、出荷準備などなど。

ぼくにはまだまだ知識も経験も技術もありませんが、
それでもかなり具体的に教えてくださって。

農業技術=生産についてだけではなく、
営業や就農するまでやしてからの動き方など、
ほんっとうに勉強になりました。

朝5時半頃から夜19時頃まで、
多くの時間を一緒に動かせていただいて、
とても有意義な時間でした◎

これまでで一番、
1週間があっという間に感じたWWOOFでした。

ありがとうございます!


今回の熊本でのホストさんはもちろん、
北海道、埼玉、長野、山梨のホストさんも、
興味がある方にはお教えしますので、
プロフィール欄のアドレスからご連絡ください◎

2012年9月1日土曜日

最近の悩み

ぼくはいま、新規就農に向けて、
「移住先探し」「いろいろな農業技術を見る」
ということを目的に(観光も。笑)旅をしています。

一カ所には1週間から10日程度、
農家さんのところに滞在させていただいて、
素敵な方々にお世話になって、
農業の勉強もさせてもらって、
とても有意義で楽しい時間を送っています。

が、もちろん悩みがないわけではなくて。

移住先が見つかるかなぁ、
というそもそもの悩みももちろんありますが、
いま悩んでいるのは、
「研修をするべきか」
です。

実家が農家ではなく新規就農される方のほとんどは、
1~2年間ほど農家さんのところに住み込んだり、
通ったりして農業技術を学ぶ研修をされています。

年間を通しての段取りや作物の対応などなど、
やはり最低でも1年は研修をしないと、
勘所がつかめないんです。

いまWWOOFで旅をしていて、
農作業のお手伝いをさせていただいて、
とても勉強になっていますが、
しょせんは断片にしか触れられないんですよね。

なので、どこかで1年間ほど研修でお世話になる、
というのは当然のことのはず
、、、はずなんですが、悩んでいるぼくがいます。

悩んでいるということは、
何か引っかかっていることがある、
ということですが、まぁ、なるようになるかなぁ、
と現実逃避しています(笑)

2012年8月31日金曜日

逢ってくださる方がいる喜び

この旅を6月1日に北海道からはじめて、
3回くらい東京に寄る機会がありました。

ぼくは自分から誘うのがとても苦手なので(笑)、
(断られるのが嫌というわけではなく、
 断る際に相手に気を遣わせてしまうのが嫌)
何人かにはぼくから声をかけましたが、
Facebookで「誰かご飯食べませんか?」と
呼びかけたりもして。

いずれのパタンにせよ、
3回とも、大学時代の友人であったり、
社会人時代の友人や、前職の同僚の方など、
誰かしら会ってくださる人がいて、
それはとても嬉しいことだなぁと思っています。

ほんとに、ありがとうございます。

2012年8月30日木曜日

ほぼ日に学ぶ理想の働き方

ほぼ日刊イトイ新聞( http://www.1101.com )
というサイトをご存じでしょうか。

会社を辞める前、
自分はどんな働き方をしたいんだろう、
と考えていたときに思い浮かんだのが、
この「ほぼ日」でした。

ほぼ日刊イトイ新聞(通称:ほぼ日)は、
新聞という名前の通り、
毎日いろいろな記事を掲載するウェブ媒体です。

どこがぼくにとって「理想」と思えたかというと、

ほぼ日で掲載されている記事は、
代表の糸井重里氏と著名人との対談や、
素敵な商品やイベントや特集など、
すべてほぼ日の乗組員(=社員)の方が
本当に好きなことを紹介している、という点です。

自分たちが本当に良いと思っていることを、
取り上げて特集して記事にして。
(しかもその記事は無料で読むことができます)

その内容に共感というか面白いと思った人が
ほぼ日のファンとなって。

そして、記事だけではなく、
自分たちが本当に良いと思える「モノ」を作ったり
紹介することでネット物販をおこない、
その「モノ」のファンである読者が購入して。
(日本で一番売れている手帳のほぼ日手帳や、
 ほかにも器やタオルやシャツ、カバン等々)

この流れで、みんな自分が好きなようにしているし、
誰も自分を偽っていないし、
誰も自分の嫌なことをしていないんです。

通常のビジネスモデルでは、
売り手と買い手の利益が競合することや、
会社と従業員の方向性が異なることがままあるので
ほぼ日の働き方というか、組織のあり方というか、
ビジネスモデルというか。

本当に心地よいなぁ、と。

今後、自分の人生において、大切にしたい働き方です。

2012年8月29日水曜日

【WWOOF体験記】熊本のホストさん

いまお世話になっているホストさんは
新規就農して6年目、30代半ば。
(しかも最初の5年間は1人で)

農協や民間の中間業者、レストラン等への出荷はせず、
ほぼ毎週の個人宅配を軸にされています。

個人宅配されている野菜セットの中身は
年間で約50種類の旬の野菜、卵に加え、
近所のおばちゃんが作っているブルーベリーなど。
お米は去年までは自家用のみで、
今年から面積も増えたので出荷するかもとのこと。

もちろん、すべて無農薬の有機栽培です。

・・・ということで、いろんな点において、
僕にとってのモデルケースのような方。

(蛇足ですが、ヴィパッサナーや内観法を経験、
 という希有な共通点も。笑)

農作業だけではなく、これまでのプロセス等、
とても勉強になります。


台風の影響もあってか、
WWOOFで訪れてからずっと、
雨が降ったり止んだりという天気が続いています。
蒸し暑くて汗がめっちゃ出ます。。。

2012年8月28日火曜日

【WWOOF体験記】南阿蘇の風景

8月25日の夜から、
熊本県の南阿蘇でWWOOFしています。

熊本県は、高校の修学旅行で阿蘇山に行って以来。

もともと旅に出る前の大まかな妄想では、
熊本でWWOOFするつもりはなかったのですが、

「熊本の阿蘇のあたりがいいらしいよ」と
旅をする中で出会った複数の人から聞いたので、
そりゃ行ってみよう、ということで来ました。

阿蘇の山々に囲まれ、かつ空の広い雄大な景色が
とってもとっても気持ち良いです◎

ホストさんの住まれているところは
標高400mくらいとのことで、
夏でもそんなに暑くはありません。
(もう既に夜なんか涼しいくらい)

これまでWWOOFで北海道、埼玉、長野、山梨、
と訪れてきましたが、風景は一番好きだなぁ。

ほんと、空の広さと山の緑が気持ちいいんです。

2012年8月27日月曜日

高千穂峡観光写真:国見ヶ丘からの眺め

秋口には雲海が見えるらしいです。
雨雲が立ち込めている景色は見れましたが(笑)

高千穂峡観光写真:高千穂大橋

古い橋と新しい橋が調和(?)していて
いい眺めでした◎

高千穂峡観光写真:切り立つ峡谷

悠久のときの流れによって
自然にそうなった姿は
とても雄大で凄まじかったです◎

高千穂峡観光写真:真名井の滝(その2)

先ほどとは逆から。

ちなみに、ひとりボートは寂しすぎたので、
やめときました(笑)

高千穂峡観光写真:真名井の滝(その1)

昨日ちょこっと書きましたが、
一昨日は高千穂峡を観光していました。

とても気持ちの良い場所でした◎

2012年8月26日日曜日

【WWOOF体験記】山梨のホストさん(その2)

1週間、桃のジャムを作り続けての感想ですが、
ジャム作り自体はとても楽しかったです。
大量の桃を切り刻んで、煮込んで、瓶詰めして、
と無心にやっていました。

ただ、桃農家にはなりたくないな、、、
とも思いました(苦笑)

というのも、収穫期が限られているので、
加工等の手は打てるとはいえ、
販売できる期間が短すぎるというのが1点。
(これは果樹のほぼ全般に言えることですが)

あと、桃は悪くなるのが早いので、
熟しすぎて店頭に出せなくなったり、
加工が追いつかなかったりすると、
あっというまに腐ってしまいます。
それを毎日のように大量に捨てるのは、
精神衛生上、ぼくにはキツいな、と。。。
(もちろんほかの果樹や作物でも、
 捨てないといけない局面は出てきますが)

甘っちょろい考えですが。


昨日は泊まった延岡から移動して、
高千穂峡に行ってきました。

晴れと大雨が交互にやってくる
山らしいなんともいえない天気でしたが、
晴れの高千穂も雨の高千穂も楽しめました◎

2012年8月25日土曜日

【WWOOF体験記】山梨のホストさん(その1)

8月5日の夜~8月13日の朝は、
山梨県のとある果樹農園でWWOOFしていました。

ちょうど桃やブドウの収穫期で、
かつお盆前ということで書き入れ時で、
ホストさんはとても忙しそうにされていました。

実質1週間の滞在で、畑というか外で作業したのは、
ホストさん家の庭のスモモの収穫をした半日だけで、
あとはず~っと、加工のお手伝いをしていました。

ホストさんの農園では、桃が豊作だったようで、
売っている量よりも穫っている量の方が、
圧倒的に多い状況でした。

桃はあっという間に悪くなってしまうので、
熟しすぎた桃を、
(美味しいけど日持ちしないから店頭に出せない)
ジャムにするという作業を1週間していました。

収穫をしてみたかった気持ちも多少はありますが、
加工のお手伝いも旅の途中で一度くらいは
やりたいと思っていたので、良い体験ができました。


昨日も1日中移動日で、博多から宮崎県の延岡へ。

そういえば宮崎県出身の友人がいたなぁ、
とメールしてみたらなんと実家が延岡とのこと。

そんな偶然もあるんだなぁ、ということで、
駅近くのチキン南蛮のお店を教えてもらい、
旨い飯にありつけました◎

2012年8月24日金曜日

「自発」とは

自発的であることが、
人生や仕事において一番重要だと思う、
と昨日書きました。

自発的とは、自分の意志でおこなっていること、
ですが、「自発的になる」ことが重要なのではなく、
「既に自発的である」ことに気付くことが
重要だと思うんです。

というのも、小さい子どもや病気の方をのぞいて、
ほとんどすべての人は、
自分自身の意志で選択した人生を生きているからです。

「いや、わたしは強制的に●●をやらされている」
と思うことがある人もいるかもしれませんが、
それも結局のところは、
「やらないことで受けるダメージ」と
「やることで受けるダメージ」を比較考量して、
やることを自分で選んでいるにすぎません。
(意識的にせよ無意識的にせよ)

たとえば、、、
会社の上司にトイレ掃除を命じられてやるとき、
やらないで受ける被害(怒られる、減給、解雇等)と
やることで受ける被害(嫌な感情、時間等)を比べて、
やった方が得だと判断してやっているわけです。

だとすれば、
その自分の選択の結果であることに意識的になり、
「やらされているからやっている」ではなく、
「自分でやると決めたからやっている」
と考えた方が、同じ「やる」にしても、
臨む姿勢(責任感や当事者意識)が異なり、
結果として自分に返ってくるものも、
大きくなると思うんです。

それに、自分で決めたからやっている、
と考える方が、気持ちもいいですよね。


昨日は実家から博多まで、
JRの在来線で約13時間かけて移動。
さすがに疲れました(笑)

2012年8月23日木曜日

自立ではなく、自発

ビジネス研修の会社で働いていたとき、
企業の求める人材の要件の一つとして、
「自立(自律)」がよく挙がっていました。

ぼくはずっと、この「自立(自律)」という言葉に
何とも言えない違和感を覚えていたんですが、
その違和感の種がなんとなくわかった気がしました。

そもそも、自立(自律)している状態、
というのが曖昧なんですよね。

仮に、自分一人で仕事を進められることだとして、
では真の意味で一人で仕事ができる人なんて、
本当にいるんでしょうか。
(少なくとも企業にはいないんじゃないかなぁ)

定義すればいい、という話かもしれませんが、
わざわざ定義しなければならない言葉を使うのは
ナンセンスですし、共有する手間もかかります。

まぁ、それはさておき。

「自立(自律)」ではなく、
「自発」と表現すればしっくりくるな、
とぼくは思ったんです。

自発的であること、つまり、
自分の意志でおこなっていること。

仕事をするうえだけではなく、
一人ひとりの人生をいきるうえで、
この「自発」が一番大事なんじゃないかな、と。


今朝まで約1週間、実家に滞在して、
ちょっとした事務手続きをしたり、
ごろごろしたりしていました。

今日はほぼ一日中電車で移動(まだ移動中)。
やや疲れています(笑)

2012年8月22日水曜日

【WWOOF体験記】新規就農のポイント

8月4ー5日はWWOOFではなく、
ネットで見つけた農家さんに直接連絡して
お世話になっていたことを昨日書きました。

そこの農家さんは、
HP経由の直販(野菜セット)と
小規模な流通会社さん(消費者クラブ)への出荷を
柱とされていました。

また、冬は寒くて作物を育てられないため、
じゃがいもやにんじんなどを保存して
冬に出荷したり、加工食品も手掛けたり、
と栽培技術だけではなく、
農業経営のあり方もとても参考になりました。

短い間でしたがお世話になる中で、
新規就農するさいのアドバイスなども
いろいろいただけて。

たとえば、新規就農する際に必須なものや、
(トラクタ、軽トラ、中耕機、刈払機、ハウス)
持っておきたい資金(400万円)、
1,2人でやっていくのに必要な面積(7~8反)
などなど、とても参考になりました。

また、上記が不足していたら絶対に無理、
というわけではなくて、
どうやってその足りないところを埋めていくか、
そこに頭をつかう、という考え方をされていて、
とてもしっくりくるというか。

これまでWWOOFで訪れたところでは、
なかなか踏み込んだ話ができなかったんですが、
(ひとえに僕の性格の問題ですが)
農家さんご自身の経験をふまえ、
かなり具体的なお話を
聞かせていただくことができて、
とても有意義な2日間になりました。

2012年8月21日火曜日

【WWOOF体験記】化学と勘を融合させる

8月4ー5日の2日間は、
WWOOFを利用せずに、
長野の農家さんのもとでお世話になっていました。

僕が訪れた農家さんは、
(僕からみたら)とても変わったというか、
先進的というか、面白いやり方で
農業をされていました。

その農家さんがやられていた手法が、
「土壌分析」です。

農作物を育てるにあたってとても重要なのが
土壌の質です。

ずっと昔からやられているような経験豊かな方は、
良い状態の土壌というのを
経験的に知っていることがあるそうなのですが、
僕が訪れた長野の農家さんは新規就農をされた方で。
(といっても既に13年続けられていましたが)

その良い状態の土壌を作るために、
作付け前の土壌を化学的に分析することで、
いま土に足りない要素は何なのかを洗い出し、
それを付与するために必要な有機肥料を与える、
というやり方をされていました。
土壌分析を業者さんに依頼してる農家さんは
結構いるようですが、
ご自身でここまでやってはるのはすごいな、と。

また、作物を育てている過程でも、
葉っぱや実の状態を観察することで、
いま足りていない要素を分析し、
その原因を解決するために必要な対策を講じる、
ということをされていました。

その方曰く、有機栽培や自然農法など、
様々な農法の長所短所や、また病気の原因などは
化学式で説明できるとのことで、
その考え方や実践法を垣間見ることができました。

そこで感じたのは、とても理にかなっているな、
ということで。

農業に経験的判断や勘が大事なのはもちろんですが、
それらの精度を高めるために、化学的な分析を行う。
その両輪を組み合わせたことをされている
農家さんのやり方がとても興味深かったです。

2012年8月20日月曜日

WWOOFを利用せずに農家さんを訪れました

昨日、WWOOFの利点について書きましたが、
アレはチョットした伏線で。

7月23日~8月3日までの長野でのWWOOF後、
実は、2日間だけ、WWOOF経由ではない
農家さんのところにお世話になっていました。

正直、自分でも何でそんなことをしたのか、
できたのかはわからないんですが。

ネットサーフィンをしているときに偶然見つけた
長野県のとある農家さんのHPにとても興味を持ち、
是非お話をうかがってみたい、畑を見せてもらいたい
少しでいいからお手伝いさせてもらいたい、
と思い、気がついたらメールを送っていました。

とても素敵な方だったので快く受け入れてくださり、
8月4,5日の2日間だけだったんですが、
お手伝いさせてもらいました。

WWOOFを利用せずに直接連絡を取る、
というのは初めてだったので、
前日や当日はめちゃくちゃ緊張したんですが、
とても充実した時間を過ごすことができたんです。

この2日間で体験できたことやうかがえたことは、
とても大きくて。

その具体的な内容について、明日書きます。

2012年8月19日日曜日

【WWOOF体験記】WWOOFという仕組みの利点

僕はWWOOFという仕組みを利用して、
全国各地の農家さんのところで
お世話になりながら日本を旅しています。

WWOOFを利用するのに必要なのは年会費のみで、
農家であるホストさんには労働力を提供し、
ホストさんからは宿と食事を提供してもらいます。

この仕組みは、僕にとって3つの利点があります。

1つは、ホストさんはウーファーを受け入れたい、
という意志を持っていること。

農家さんの元でお世話になるなら、
HPなどで調べて、直接連絡を取る、
という方法もなくはありません。

・・・が、僕のように人見知りが激しい人には、
正直、ハードルが高いんですよね。
相手にとって迷惑かもしれませんし。

その分、ホストさんに登録されている方は、
受け入れたい、という意志を持たれていることが
わかるので、ハードルが低いんです。

2つ目は、お金(宿泊・食事)がかからないこと。
実際、WWOOFで旅をしているだけなら、
移動費や移動日の消費だけしかお金を使いません。

3つ目は、WWOOFに登録できる農家さんは、
有機栽培などをされている方だけ、という点です。

僕も自分でやるに当たっては慣行農法ではなく、
有機栽培などをやりたいと思っているので、
自分がやりたいスタイルに近い農家さんに、
高い確率で出会えます。

ちなみに、なんですが、たまに、
「ボラバイト」はやらないの?
と訊かれることがあります。

ボラバイトは、バイトという名前の通り、
お金ももらえます(そんなに多くはありませんが)。

それならボラバイトの方がいいのでは?
という気がしないでもないですが、
その農家さんがどのような農法をされているか、
ボラバイトだとわかりにくいんですよね。。。

ってことで、僕はWWOOFを利用しています。

あと、WWOOFは海外の人が、
観光ビザでできるからハードルが低いので、
色々な人と出会える、というのも面白いです◎

2012年8月18日土曜日

【WWOOF体験記】野菜のおいしさ

7月23日~8月3日の長野でのWWOOFは
昨日も書きましたが、本当にいい時期で、
ナス、キュウリ、トウモロコシ、トマト、
ニンジン、おかひじき、ブロッコリー、
キャベツ、レタス、ズッキーニなど、
旬の野菜がたくさんが収穫できました。

ホストさんは野菜の出荷はしておらず、
また、普段は5人ほどいるらしいウーファーも、
僕が訪れた期間は2人しかいなかったため、
穫りたての野菜をふんだんに食べられました。

毎日、野菜をたくさん食べていく中で感じたのは、
「美味しい野菜は本当に美味しい」
ということです。

さすらいの旅に出る前から、
もちろん野菜は好きだったんですけど、
やっぱり、お店や家で食べる野菜と、
収穫してすぐに食べる野菜では、
鮮度や味が全然違うんですよね。

これだけ美味しい野菜を食べられるのは、
それを作っている農家さんの特権なんだなぁ、と。

ひとつひとつの野菜が本当に味があって美味しくて、
メインの食材として十分すぎるほど。
12日間の滞在で、お肉を食べたのは1回だけ
だったんですけど、まったく気になりませんでした。

ちなみに、なんですが、長野でのWWOOF期間中、
東京いるときの2,3倍は食べていました。笑
でも、体重の変化はぜんぜんなくて。
毎日体を動かして汗をたくさんかいているから、
というのもあるんだと思いますが、
お肉じゃなくて野菜ばかり食べているから、
というのもあるんだろうなぁ、なんて思いました。

2012年8月17日金曜日

【WWOOF体験記】長野のホストさん(その3)

さて、今回は、
長野でのWWOOF滞在で経験したことをば。

もう、なんか、色々なことをさせていただいて、
思い出しきれないんですが(笑)

やっぱり一番多かったのは草抜きです。
有機栽培の仕事の8割は草との戦い、
というくらいで、長短はあれ、毎日やりました。

作物の周囲に生えた雑草を手で抜いていく、
というのがほとんどでしたが、
手押しで軽く地面を耕す中耕機という機械も
何度かやらさせてもらいました。

植え付けをしたものでいうと、そばの実。
初日に種を直播きで植えたのですが、
帰る頃(約10日後)には、
ちゃんと芽が出て5cmくらい育っていました。

僕が訪れたのは、ちょうど夏野菜が沢山穫れる
とてもいい時期だったので(偶然です。笑)
ナス、キュウリ、トウモロコシ、トマト、
ニンジン、おかひじき、ブロッコリー、
キャベツ、レタス、ズッキーニなどが収穫できました。

他にも、防鳥対策や、ビニルハウスの張り替え、
除草用マルチシートの剥がし、張り付けなど、
本当に様々なことを体験させていただきました。

2012年8月16日木曜日

【WWOOF体験記】長野のホストさん(その2)

さて、昨日、長野でのWWOOF滞在先の
ホストさんのところの様子を紹介しました。

物心ついてからは、
ずっと都会(というほどでもありませんが)で
暮らしてきた僕にはなかなか新鮮で、
正直、初日に着いたときは
「10日間もつかな。。。」と不安でしたが、
あっという間に慣れて、楽しく過ごせました。

このホストさんのところでは、
農業を学ぶというよりも自給自足的な生き方を学ぶ
という感じで、田畑での仕事はもちろん、
鶏や山羊、兎の世話もして、
人生初の山羊乳しぼりも体験できました。
(ぜんぜん上手くできませんでしたが。笑)

山羊乳でパニール(チーズみたいなもの)を
作ったり、パン生地コネをしたり。
パンの生地をこねるのは、とても楽しくて、
やっぱり僕は、手を使って何かを作ったりするのが
好きなんだなぁ、なんて思ったりもしました。

冬は農作業ができないぶん、
八角堂などの建築をされているそうで、
冬もウーファーを受け入れているとのことでした。

WWOOFのホストとして
ウーファーを受け入れるようになる前から、
口コミベースで住み込みの人が常に複数人
訪れるようなところだったらしく、
いまもWWOOF経由ではなくHP経由で
住み込みに来るひとが多いとのこと。
また、1年とか長期での人も多いらしいです。

ホストさんのご夫婦は、お2人とも
かなり特殊というか面白い経験を
たっくさんされてきたかたで、
ご飯の時や移動中などに聞かせていただくお話も
とても楽しかったです。

2012年8月15日水曜日

【WWOOF体験記】長野のホストさん(その1)

ヴィパッサナー瞑想を終えたあと、
7月23日夜から8月3日朝までは、
長野県の南アルプスを望む山奥で
WWOOFしていました。

ホストさんの家は標高約1300mのところ、
田んぼは標高約1000mのところ、
畑は標高約1500mと1000mのところ。
ほとんどどこでもS社圏外で、
iPhoneが使いものになりませんでした(笑)

ここのホストさんは、自給自足の生活をされていて
一部のネット販売をのぞき、
ほとんど出荷はされていませんでした。

生活に必要なものすべてを自給自足している
というわけではありませんでしたが、
かなりの割合で自給自足をされていました。

お米や野菜を作られているのはもちろん、
鶏を20羽くらい、兎を10羽くらい、
山羊を2頭飼われていました。

それぞれの動物が堆肥を作ってくれるのに加えて
鶏からは卵を、山羊からは山羊乳を、
兎は非常食にすることも、とのことでした。

お米や野菜は無農薬有機栽培で、
お米だけでも5品種ほど、
野菜は幅広く作られていて、
敷地内に無造作に植えてある果樹を含めると、
100種類くらいの作物を作られていました。

家も手作り。すべて木造で、普通の2階建てや
八角堂、プレハブ小屋などなど、
大小あわせると7棟くらいありました。

母屋は太陽光発電で、水は湧き水。風呂は薪。
トイレはぼっとん便所で堆肥としてリサイクル。
ガスだけは購入されていました。

近くに人家はなく、とても静かで、夜は真っ暗。
星が綺麗で、満月の夜には、
満月の明るさにおどろくほどでした。

2012年8月14日火曜日

【WWOOF体験記】埼玉のホストさん(おまけ)

WWOOFで行う活動は、
必ずしも農作業のお手伝いだけではなく、
ご飯を作ったり、犬の散歩をしたりもします。

僕はここでのWWOOFで、
人生初の犬の散歩を体験しました(笑)

2012年8月13日月曜日

【WWOOF体験記】埼玉のホストさん(その2)

昨日、埼玉でのWWOOF体験について書いて、
自然農法をされている農家さんだった、
と紹介しました。

自然農法の特徴の一つとして、
虫や雑草を「敵」としない、というものがあります。

もちろん農薬や除草剤は使わず、
草も抜かずに刈るのです。
そして、その刈った草をそのままにしておき、
土に返していきます。

根っこから抜くと雑草は枯れてしまいますが、
根っこを抜かずに刈るだけだと、
雑草はまたすぐ生長してしまいます。
(ほんと、ものすごい生命力。。。)

雑草の生長に負けてしまうと、
米や麦、野菜など、育てたいものが育ちません。
ですので、自然農法においては、
草刈りがとても重要なようです。

・・・が、やはりなかなか大変なようで、
僕が訪れたときは、田植え、麦刈り、豆撒きに
追われて、野菜に手が回っていないようで、
雑草だらけでした。

このように、自然農法でそこそこの規模を
運営していくのはとても大変そうでしたが、
その自然農法で育てた大豆で作られた豆腐は、
食べたことないくらい美味しかったのも事実です。
ふわふわのクリームチーズのような食感で、
何もつけずに食べても美味しいくらいでした。

2012年8月12日日曜日

【WWOOF体験記】埼玉のホストさん(その1)

7月7日の夜~7月11日の朝の実質3日間、
埼玉県のとある町の農家さんのもとで、
WWOOFしていました。

WWOOFに登録されている農家さんは、
基本、有機栽培をされているんですが、
この農家さんは、自然農法をされていました。

自然農法とは、
農薬や化学肥料を使わないだけではなく、
有機肥料をも使わない農法です。
(本当はもっといろいろ特徴がありますが)

本で読んだりして、
自然農法という道があることは知っていましたが、
一度実際に見てみたいな、と思って。

僕が訪れた時期は、ちょうど、
田植え、麦刈り、大豆撒きが重なる繁忙期で、
田植えを中心にお手伝いさせていただきました。

普通の農法(慣行農法)や本格的な有機栽培では、
機械を使って土をならして稲を植えて、、、
とそこまで時間はかからずにできますが、
自然農法は、草刈りをしなくてはいけないし、
稲も手植えだし、なかなかはかどらず大変でした。

それでも、手で草や土や虫と触れるというのは、
機械でガーっとやるのとは違う、
心の機微があるというか。

北海道でWWOOFしたときと違って、
ウーファーもホボ1人でしたし(半日だけ2人)、
作業もホストさんと同じ時間だけやるし、
なかなかしんどいところもありましたが、
とても貴重な体験ができました。

2012年8月11日土曜日

かるい近況報告など

さて、、、
新規就農に向けて、WWOOFを利用しながら
日本全国の農家さんの元を転々とする、
という旅をしているはずが、
ブログにはこれまで、
北海道でのWWOOF体験しか書いていません(笑)

WWOOFをせずに、観光や瞑想ばかりしているのか
というとそんなことはなくて、
実はいま、4カ所目のWWOOF中です。

7月1日~7日は内観法という瞑想に行って、
7月11日~22日にヴィパッサナー
という瞑想に行ったと以前書きましたが、
この間の7月7日夜~11日朝は、
埼玉のとあるところで短期間ですが、
WWOOFをしていました。

この埼玉でのWWOOFについて、明日書きます。


いまは山梨県の果樹農園でWWOOFしています。
月曜の朝にWWOOFを終え、
東京に出て用事を済ませたりして、
一気に関西まで行きます。

別に計画していたわけではなくて、
いろいろな偶然が重なっただけですが、
ちょうどお盆の時期に帰ることになりました。


2012年8月10日金曜日

あぶくま洞観光写真(その3)

あぶくま洞の鍾乳洞は、
このように様々な色でライトアップされていて、
とても綺麗でした。

あぶくま洞観光写真(その2)

大きな鍾乳洞を見たのは(多分)初めてで、
とても神秘的でした。

あぶくま洞観光写真(その1)

岩手県はほぼ通過しただけだったんですが、
後になってから龍泉洞という鍾乳洞を知って、
やや心残りに思っていたら、
福島県に「あぶくま洞」という鍾乳洞が
あるのを偶然知って、行ってきました。

2012年8月9日木曜日

山寺観光写真:山寺からの眺め

のどかな景色で、とても気持ち良かったです◎

山寺観光写真:崖の上のお寺

こういうふうに、
崖の上にお寺がたくさん作られています。

山寺観光写真:下からの景色

仙台で会った友人におすすめしてもらって行った
山形の山寺という場所の写真です。

仙台と山形を結ぶ仙山線のなかほどにあります。

2012年8月8日水曜日

松島観光写真:瑞巌寺

瑞巌寺にある、岩壁に彫られたお地蔵さん。
日本のアンコールワットと呼ばれているとか。

松島観光写真:五大堂への橋

下が見える橋。
ハチクロを思い出します(笑)

松島観光写真:遊覧船からの眺め

ぼんやりと船に揺られながらの松島めぐりは、
とても気持ち良かったです◎

松島観光写真:ウミネコ

松島m(_ _)m観光したときの写真です。

遊覧船に乗ったんですが、
ウミネコが船に群がりまくって、
ろくに島々を眺めることができませんでした(笑)

カメラ目線ですね~

2012年8月7日火曜日

ゲストハウス ミンタロハット

今日は山形市にあるゲストハウス、
ミンタロハットのご紹介です。

昨日紹介した仙台のゲストハウス梅鉢さんに
宿泊していたときに、他の宿泊者の方やオーナさんが
口々に「良かった」と言っていたので、
興味がわいたので行ってきました。

で、感想ですが、想像以上に良かったです。

まず、施設のクオリティが、
ゲストハウスとは思えないほど高い。
めちゃくちゃ綺麗で清潔で落ち着いています。

冷蔵庫には、自由に飲めるジュース類や
朝食に自由に使っていい食材まで(笑)
アイスやお菓子も100円で買えちゃったりします。

そして、オーナさんのお人柄。
とっても穏やかで温かでおもしろい方でした。

夜はオーナさんと宿泊者で料理を作って
宴会になることが多いらしく、
(ときにはバーベキューとかもしてるとのこと!)
僕が泊まった日にも、宿泊者じゃない人まで混じって
みんなでご飯作ったり、餃子握ったりしながら
日付がだいぶ前に変わってるくらいの時間まで
お酒を飲んでご飯を食べて喋って笑ってました。

山形に行かれる際は、是非ともオススメです◎

http://mintarohut.com/

2012年8月6日月曜日

ゲストハウス梅鉢

今日は仙台市のゲストハウス梅鉢の紹介です。

ここは仙台駅から仙石線で4駅の苦竹駅から
徒歩5分ほどというアクセスの良さ。

仙台の中心街からは外れているので、
静かで落ち着いた場所にあります。

とてもすてきな雰囲気のご夫婦が運営されていて
建物もとてもいい感じです。

ドミトリー形式なら2500円と安いので、
落ち着いてゆっくりしたい方や、
オーナさんや宿泊者の方と交流したい方には
とてもオススメの宿です。

http://umebachi2009.com/

2012年8月5日日曜日

リアス唐桑ユースホステル

少し前の話ですが、東北を旅しているときに
泊まったすてきな宿をいくつかご紹介します。

まず、リアス唐桑ユースホステル。

僕が気仙沼を訪れた際に泊まった宿です。

オーナのおじさんがとても気の良い方で、
初日の夜には、オーナのご友人がいきなりやってきて
宴会が始まったり(笑)

「勝手にうちを宴会場にしてんじゃねぇよ」
と言いつつも嬉しそうで(笑)

場所は気仙沼の中心街からは結構遠く、
唐桑半島の中程にあり、
高台にあって津波の被害を免れたため、
約半年間、避難所とされていたようです。

気仙沼の中心街からはバスで行けるのですが、
片道700円とチョット高めです。
(本数もあまりない。。。)

宿泊費と交通費の合計を考えると、
ただ泊まるだけなら、
気仙沼の中心街により安いところがありますが、
オーナさんや他の宿泊者の方との交流を楽しみたい
という方にはオススメです◎

2012年8月4日土曜日

「ヴィパッサナー」体験記(その4)

10日間のコースを終えてみての感想ですが、
やる前に想像していた以上に疲れました。。。

そして、当たり前ですが、悟りはひらけていません。
たった10日間のコースで悟りがひらけたら
そんな苦労はしないわけで。

この10日間で悟りをひらくというか、
よりよく生きるための手法を修行し、
第一歩を踏み出したに過ぎません。

ただ、「嫌悪」や「渇望」という
苦悩のループから抜け出るために、
身体感覚をただひたすらに客観的に観察する
という考え方・手法を知ることができたのは、
今後の人生の心の持ちように、
大きな影響を及ぼしそうだな、
という実感のようなものは得られたので、
とても有意義な時間でした。

実際に、僕はある「音」がとても嫌いで、
その「音」を聞くと、イヤな気持ちになっていたんですが、
ヴィパッサナーを体験した後、
その「音」に対する嫌悪感はかなり薄れたと感じています。

複数回参加されている方が2,3割くらいいて、
中には6回7回と参加されている方もいて。
修行の継続こそが大切なんだな、
と思うわけですが、もう一度行きたいか、
と言われると今は行く気になれないな、
というのが正直なところです。
(それだけしんどかった、ということですが)

ただ、お手伝い兼務での部分参加スタッフも
人手が足りていないらしく、
タイミングが合えばそういう形での参加は
してみたいかもなぁ、と少し思っています。

2012年8月3日金曜日

「ヴィパッサナー」体験記(その3)

では、ここからは僕の体験談を。

まず、前半の「呼吸の観察」ですが、
これが僕にはとても大変でした。。。

眠い。座禅し続けて体中が痛い。
雑念がわき続ける。むしろ雑念しかわかない。
僕は過去に読んだ本の内容や、
これからの旅のことなど、最初の3日間は、
ほんと雑念に悩まされ続けました。。。
(人によっては幻覚を見た人もいました)

3日目の夕方から、雑念がわく頻度が減ってきて
多少集中できるようになりましたが、
それまでは帰りたくなる瞬間もありました(苦笑)

4日目の午後から「感覚の観察」が始まると、
また集中できなくなったり、
そもそも何のためにやるのかという説明も、
最初はあまりされないので、
「こんなことやって何の意味があるの?」
という疑問が渦巻き出したりして、
かなりキツかったです。
5日目の午前中には、本当に帰ろうかと思いました。
(実際には許してもらえないんでしょうが)

ただ、5日目の午後に、
体の感覚がひらいたような感じがあって。
上半身から温かい蒸気のような、
もしくは生命エネルギーのようなものが、
あふれ続けているのが鮮明に知覚されて。
別に悟りを開いたわけではもちろんありませんが、
この体験があったので、このまま続けてみよう、
と思い直すことができました。

上記のような感覚は、5日目から8日目くらいまで
結構な頻度で感じられたのですが、
最後の2日間は感じませんでした。

プログラムの流れの中でびっくりしたのが、
10日目は「聖なる沈黙」が解かれて、
参加者間でのコミュニケーションが許可されること。
これは、リハビリのためにあったんです。

瞑想をやり続けたままの状態で、
そのまま外界というか世間に戻ると、
ギャップがすごすぎるというか、
感覚が鋭敏すぎるというか、やや危ないので、
そのためのクッション期間が準備されていました。

実際に、その1日があっても、
世間に戻って電車に乗ったり街を歩いたり
お店に入ったりしていると、
ずっと心ここにあらずという感覚が、
1日くらい続きました。

(その4に続く)

2012年8月2日木曜日

「ヴィパッサナー」体験記(その2)

以下、この瞑想法の考え方の僕なりの理解ですが、

人間が抱く苦悩の原因は「嫌悪」と「渇望」
というのがまず根本の思想としてあります。

人間は、自分にとって「悪い」ものを嫌悪し、
「良い」ものを渇望します。
そして「嫌悪」という感情を抱いたとき、
その「嫌悪」という感情をも嫌悪し、
「渇望」という感情が満たされたとき、
さらなる「渇望」を求めてしまいます。
このように、「嫌悪」と「渇望」という
苦悩のループから抜け出せないのです。

さて、人間が「嫌悪」や「渇望」という感情、
つまり精神的な反応をする際、
体の仕組みとして、意識的であれ無意識的であれ、
身体的な感覚を伴います。
気付きやすいところで言うと、呼吸の乱れ。
そして、気付きにくいところで言うと、
五感(あるいは六感)の微妙な乱れ。

「嫌悪」と「渇望」という苦悩が生じたとき、
前述のように、それに反応していては、
苦悩のループから抜け出せません。
だから、ヴィパッサナー瞑想法では、
呼吸や感覚をただただ「観察」するのです。

「嫌悪」や「渇望」という苦悩や、
それに対応する呼吸や感覚の乱れという身体感覚を
「嫌だな」とか「気持ちいいな」と評価せずに、
ただ「呼吸が乱れているな」や
「膝に痛みがあるな」「頬に痒みがあるな」と
客観的に、事実をありのままに、観察します。

そういった身体感覚は、
ずっとあり続けるものではなく、
長かろうが短かろうが、いずれ消え去ります。
そのように、感覚に反応せずに、
感覚が存在することや消えていくことを
ただ観察することによって、
「嫌悪」や「渇望」という苦悩も同時に消えていく

という考え方のようです。
(繰り返しますが、あくまで僕の理解です)

(その3に続く)

2012年8月1日水曜日

「ヴィパッサナー」体験記(その1)

一昨日と昨日の日記で、
7月1日から7日まで内観法という瞑想の
修行をしていたことを書きました。

そして、7月11日から22日までは
ヴィパッサナー(Vipassana)という
瞑想法の修行をしていました。
今日はその話を。

まず、ヴィパッサナー瞑想法とは何か。
「ヴィパッサナー」とは、
「ものごとをありのままに見る」
という意味で、インドに古くから伝わり、
ゴーダマ・ブッダが悟りをひらいた際に
再発見なさった瞑想法とのことです。

また、特定の宗教によるものではなく、
人類普遍の真理であることが、
講話で繰り返し説かれていました。

12日間にまたがるんですが、
初日は夕方からで、手続きや説明がほとんど。
最終日も朝早くに終わって清掃したりするので、
実質、丸10日間が修行期間です。
その10日間はいくつかの戒律を守るのですが、
1つは他人とコミュニケーションを取らない、
というものです(非言語も含めて)。

この瞑想法の目的は、
あらゆる心の汚濁を取り除き、解脱を目指す
というものです。

実際に修行としておこなうのは、
「呼吸の観察」と「感覚の観察」の二つです。
最初の3日半は「呼吸の観察」をおこない、
後半の6日間は「感覚の観察」をおこないました。

(その2に続く)

2012年7月31日火曜日

「内観法」体験記(後編)

昨日、7月1日から7日まで
内観法という瞑想の修行をしてきたことと、
その内観法の簡単な説明を書きました。
今日はその続きで、やってみての感想を。

まずは、1週間ずっと半畳の空間で座り続けるのが
とても大変だったということです(笑)
膝は痛くなるし、眠くなるし、集中できないし。。。

心と頭の回路がつながった!
という瞬間もありませんでしたし、
滂沱するようなこともありませんでした。

ただ、これまで気付いていなかった
とても大切なことに気付くことができたんです。

それは、「していただいたこと」よりも
「ご迷惑をかけたこと」に重点を置いて振り返る
というこの内観法の特徴とも関連しています。

これまで僕は、誰かに「していただいたこと」に
「感謝」することはあっても、
誰かに対して「ご迷惑をかけたこと」に対して
「申し訳ない」とは思っても、
「感謝」をしたことはなかったな、と。

でも、僕が誰かに「ご迷惑をかけた」ということは、
逆からみるとその相手に受け入れていただいていた、
ということだったんです。

ちょっと話は逸れるかもしれませんが、
「さすらい」に出る直前にとても仲の良い友人から、
「ほんと自分勝手だよね~」と罵られて(笑)、
どこが?くらいにしか思っていなかったんですが、
そう言われた意味がなんとなくわかった気がします。

自分の人生だから自分で決める、
なんて思い上がった考えをしていましたが、
両親はもちろん、周囲の友人や会社の人たちなど、
たくさんの人からの「受け入れ」があって、
いまの僕はいるんですよね。。。

自分が「当たり前」だと思っていたことは、
周囲の方々に支えられ、許され、
受け入れていただいていた、「有り難い」こと。

それが深く理解できたので、実りの多い1週間でした。


興味ある方は是非◎

2012年7月30日月曜日

「内観法」体験記(前編)

7月1日~7月7日の1週間、
栃木県にある「瞑想の森 内観研究所」で、
内観法という瞑想をしていました。

内観法とは、1週間、朝6時から夜9時まで、
四方を壁と屏風で囲われた半畳の空間に座り、
自分自身を見つめ続ける瞑想法です。

見つめ方に特徴があって、1回あたり約2時間、
特定の身近な人(主に家族)一人ひとりに対して、
時系列に数年間ずつ期間を分けて、
「していただいたこと」「して返したこと」
「ご迷惑をかけたこと」を2:2:6の割合で
振り返り続ける、というものです。

効果はもちろん人それぞれだと思いますが、
周囲の人への深い感謝の念を抱いたり、
肉体的・精神的な病気が解消したりするそうです。

僕は、強烈な問題意識を抱いていたわけではなく、
仕事で親しくしていただいた方からのお勧めで、
やや軽い気持ちで参加しました。

ただ、普段から、頭や言葉では感謝していても、
心からの感謝を抱きにくいというか、
心と頭の回路がつながっていないというか。
そんな感じだったので、それが持てたらいいな、と。
(こんなこと考えている時点で頭でっかち。苦笑)

で、実際にやってみた感想ですが、
ちょっと長くなりそうなのでまた明日に。。。笑

2012年7月29日日曜日

自然の神秘に触れる

今回の旅の目的は農業を始める土地探しですが
所々で観光もしています。

そんななかで、改めて思ったのは、
僕は自然が好きなんだな、ということ。

お寺や神社、お城などの建築物も好きですが、
それ以上に、自然の美しさを観たい、というか。

もちろん、白神山地にせよ、どこにせよ、
人間の手が入っていない場所なんて、
ほとんどありません。

それでも、人間には作り出せない色や造形、
人間よりも遙かに長い年月を経てきた重み。
そういったものに、畏敬の念を覚えるというか、
神秘的なものを感じるというか。

なぜかはわかりませんが、
その自然の神秘を観て回りたいな、
と思っています。

2012年7月28日土曜日

仙台にて

仙台では1日だけでしたが、
農地再生のボランティアをしました。

僕が利用した団体さん(Re:Roots)は
僕が行った日は約30人のボランティアがいて、
週末には200人になることもある、
というような大規模な活動をされていました。

その活動の規模に驚いたのと同時に、
少しの違和感というかやるせなさというか、
そういった感情を覚えたんです。

というのも、仙台の前に、本吉で4日間ほど
農地再生のボランティアをしていたとき、
メンバは2~4人しかいなかったからです。

仕方がないこととはいえ、
やはりアクセスがよい場所には人が集まりやすくて
電車が不通のまま等アクセスが良くない場所は、
人が集まりにくいんだなぁ、と。

農地再生の対象となっている畑や沿岸部に行くと、
建物の基礎部分しか残っていない空間があって、
そこから想像できる津波の脅威はすさまじくて。
ただ、仙台の中心部では、
震災の影響を少しも感じませんでした。

ボランティアの作業をしているときに
仙台の中心部在住の方とご一緒させていただき、
当時の状況(停電がしばらく続いた等)を
教えていただきました。

ほんと、すぐ近くの場所でも、
被害状況も復興状況も様々なんだな、
と感じた仙台滞在でした。

2012年7月27日金曜日

農地が「再生」するもの

気仙沼市の本吉地区で、
農地再生のボランティアをしていたときに、
大きな瓦礫を取り除いた区画を
地元の方にお渡しする機会に
運良く同席することができました。

6組の方々に農地をお渡しすることができて、
翌日の早朝から早速、畑に手を入れている
おばちゃんもいらっしゃいました。

少しの時間ですが、おばちゃんたちと
一緒に作業する時間も持てて。

そのときに、
ずっと仮設住宅にこもってると気が沈むからねぇ
こうやって体動かすといい気分転換になるわぁ
と言って、
お友達のおばちゃんと笑っている姿。

「ご苦労さん」「ありがとうなぁ」と笑いながら
お菓子や飲み物などを渡してくださった姿。

とても印象的でした。

おばちゃんたちの
震災前の「日常」がどのようであったか。
震災後の「日常」がどのようになってしまったか。

いずれもはかり知ることはできませんが、
畑を再生することで、土の力だけではなく、
人のつながりも生まれていくんだな、
って思ったんです。

このボランティアにかかわったみなさんが、
約1年かけてたどりついた「通過点」に、
数日の滞在期間で立ち会えたのは、
本当に幸運なことでした。


2012年7月26日木曜日

石巻:大川小学校のまわり

パッと見たときは、
もともと何もなかったのかと思いましたが、
よく見ると、建物の基礎が残っていたりして、
実は民家がたくさんあったことを知りました。

2012年7月25日水曜日

石巻:大川小学校

たくさんの生徒さんが犠牲になられた小学校です。
周囲の民家等はほぼ撤去されていましたが、
建物が残されていました。

2012年7月24日火曜日

2012年7月23日月曜日

石巻:日和山から(その1)

石巻駅から近くにあって、
市街地や海岸線沿いを見渡せる山からの景色です。

2012年7月22日日曜日

石巻にて

陸前高田や気仙沼、南三陸などは
今回の旅で初めて訪れたので、
復興の「進み具合」などは
正直、よくわからなかったのですが、

石巻はちょうど1年前に2日間×3回、
瓦礫撤去のボランティアで訪れていたので、
2011年の6月と、2012年の6月を
自分のなかで比較することができました。

そうすることで感じたのは、
とても良くなっている地域やこともあれば、
まだまだ変わっていない地域やこともある
ということです。

たとえば、1年前に訪れたときに、
まず衝撃だったのは、悲惨な光景もさることながら
すさまじい「におい」でした。

瓦礫や化学薬品、魚などが混じったヘドロが、
まだ町中にあり、すさまじい臭いだったのです。

また、そのヘドロにウジ虫が大量にわいて、
ハエの数がうんざりするほどいました。
(ハエにたかられずにご飯を食べることは不可能で
 マスクや耳栓をしないと寝られませんでした)

それがいまでは、
ヘドロはかなりの地域で除去されていますし、
においがひどい場所もほんのわずか。
ハエは全く気になりませんでした。

去年は町中のいたる所にあった瓦礫や、
崩れたままの建物もだいぶ減って、
営業を再開したお店がたくさんあり、
駅も復旧していて。

気仙沼でも感じたことですが、
鉄道が動いている地域というか、
海岸線を走る路線上だけにある駅ではなく、
内陸部からつながる路線上にもある駅は、
人が集まりやすいし、もともと中心地なので、
復興のペースが速いんだなぁ、と。

一方で、海岸線に最も近い地域や、
市街の中心部から外れた地域は、
大きな瓦礫が撤去されただけでなにもない、
という状態のところも多くて。

あと、良い悪いはさておき、客観的な事実として、
ボランティアの数は激減しています。
一方で観光客(という表現は違和感がありますが)
はとても増えているという印象を受けました。

復興もある程度すすみ、
「見る」ために訪れる人を受け入れる体制が
整ってきたということなのかな、と。

2012年7月21日土曜日

南三陸:南三陸さんさん商店街

南三陸の復興商店街です。

陸前高田の未来商店街よりは人が多かったですが、
気仙沼の復興屋台村気仙沼横丁とくらべると
かなり少なかったです。

2012年7月20日金曜日

南三陸:防災対策庁舎

津波に飲まれる直前まで、
避難放送をされ続けた職員の方がいた
防災対策庁舎です。

正面には千羽鶴や献花がたくさんありました。

2012年7月19日木曜日

南三陸:旧市街地

ここも、言葉を失う状況でした。。。

雨だったため写真か曇っています。

2012年7月18日水曜日

南三陸にて

陸前高田の被害状況の凄まじさは、
耳にしていたのですが、
南三陸は、正直、あまり知りませんでした。

ですので、訪れたときは、声を失いました。

陸前高田と同様、海岸線に近いところに、
中心街や中心機能が集まっていた町ですが、
ほとんどなにもない状態。

有名な防災対策庁舎など、
一部の建物の鉄骨はありますが、
広い範囲にわたって視界が開けてしまっています。

南三陸さんさん商店街、
という復興商店街があるのですが、
気仙沼の復興商店街と比べると、
観光客はとても少なかったです。

おそらく、気仙沼は市の中心部が、
いくぶん内陸よりであることや、
JRが通っていることから、
アクセスがしやすく人も集まりやすいのかな、と。

一方で、南三陸は市の中心部は壊滅し、
JRも復旧していないため、
バスや車でしかアクセスできないという、
その差が現れてしまっているのだと思います。
(バスもどれに乗ればいいのかわかりづらい)

2012年7月17日火曜日

陸前高田:未来商店街

陸前高田の復興商店街です。
海岸線から8キロくらい入ったところ。
コンビニやスーパーなども近くにあり、
どちらかというと
地元の方が多く利用されているようです。
気仙沼の復興商店街と違い、
外から来ている人はあまりいない感じでした。

2012年7月16日月曜日

陸前高田:りくカフェ

現在の陸前高田市役所の近くにある
コミュニティカフェのようなところ。
地元の方が集まったり、
外から来た人が立ち寄ったりする空間のようです。

僕は宿を紹介していただく、
レンタサイクルを貸していただくなど
大変お世話になりました。

りくカフェさんのブログに載せていただきました(笑)
http://blog.livedoor.jp/riku_cafe/archives/7193043.html

2012年7月15日日曜日

陸前高田:奇跡の一本松

話題になった奇跡の一本松です(遠いですが)。
震災前までは、海岸線沿いに松林が。

この松自体は枯れてしまったそうですが、
子孫を残すことに成功したとのことです。

2012年7月14日土曜日

陸前高田:内陸部

恐らく、海岸線から6キロほど入ったところ。
ここにまで津波は及んでいます。。。
はじめ、これが津波の被害であることが、
信じられませんでした。

地元の方のお話によると、
7キロまで津波が来たとのことでした。

2012年7月13日金曜日

陸前高田:陸前高田駅

近くまで行かないと、
ここが駅であったことに気付きませんでした。

2012年7月12日木曜日

2012年7月11日水曜日

陸前高田にて

東日本大震災による陸前高田の惨状は
幾度となく耳にしていましたが、
実際に目にすると、言葉を失いました。

気仙沼でも感じたことですが、
それ以上に、何もない空間が不自然に広い。
人の気配が、ない。

陸前高田は、ここが本当にまちだった、
ということが僕には想像しがたい状況でした。

廃墟と化した建物がいくつか残るほかは、
海岸線から山のふもとまで見渡せます。

それだけではなく、
異様なまでの広さを感じたので、
なぜだろうと周囲を見渡して気づいたのは、
主要な道路をのぞいては電柱すらない、
ということです。

普段空が広く感じられるような場所でも、
電柱や電線が実は視界の片隅に入っている
ということが多いと思うのですが、
その電柱や電線すらない空間があるのです。

想像力や共感力の乏しい僕は、
やはり亡くなった方やご家族の気持ちは、
とうてい想像できないのですが、
通りすがりの僕でさえも、
震災から約1年3ヶ月後の
陸前高田のいまを目にすると、
お腹の奥の方に、
なにかこみ上げてくるものがありました。

2012年7月10日火曜日

気仙沼:復興屋台村気仙沼横丁

気仙沼にいくつかある復興商店街のうち、
いちばん人が入っていたところです。
僕はここで3回食事をしました(笑)

2012年7月9日月曜日

2012年7月8日日曜日

2012年7月7日土曜日

気仙沼:第18共徳丸

いまでも陸に打ち上げられたままの
第18共徳丸という船(約330トン)です。
昨日の写真の場所のように、
開けてしまったところにあります。

地元の方から反対も挙がっているようですが、
モニュメントとして保存するよう検討しているそうです。

2012年7月6日金曜日

気仙沼:旧市街地

気仙沼の写真です。
港から程近いところ。
建物の基礎部分だけが残っている状況です。

2012年7月5日木曜日

気仙沼にて

2011年3月11日の東日本大震災で
甚大な被害を受けた気仙沼にいきました。

いわゆる被災地と呼ばれる地域について
通りすがりに過ぎない僕が、
何かを語るのはとても難しいのですが、
自分が被災地の「いま」を訪れて、
どのように感じたかを残すために書きます。

僕は想像力・共感力がまだ低いので、
犠牲になられた方やご家族の方の苦しみを、
頭でわかった振りは多少できても、
心から感じ切ることはできません。

1年3ヶ月以上経ったいまでも、
中心街からはずれたところには、
壊れて瓦礫まみれの建物が残っています。
そのような建物を一つひとつ見ても、
「うわぁ」「まだ、、、」と思い、
気持ちが少し重くなる感じがするくらいでした。

・・・が、基礎部が残っただけで、建物は壊され、
あとは細かな瓦礫が散らばっていて、
車の残骸が一カ所に集められている場所に出て、
視界が開けた瞬間、言葉を失いました。

そのときに覚えたのは、あえて言葉にすると、
「さびしい」「かなしい」という情動。

亡くなられた方やご家族のことを思って、
ではなくて(僕には想像できません)、

ほとんどすべてが流され、
何もないままになっているその空間が、
あるべきはずの質量が存在していないような、
そんなさびしさやかなしさを覚えたんです。
人間でいうと、心が空っぽ、のような。

まちの中心部に近い地域や、
復興商店街のようなものがある場所は、
大型バスの観光客も来てにぎわいますが、
そうじゃないところは、
大きな瓦礫が撤去されただけの状態。

地盤も沈下しているので、
満潮に近づくにつれ、
どこからか海水が染み出て水たまりが。

ただの通りすがりに過ぎない僕には
復興商店街で美味しいご飯を食べるくらいしか
できることはありませんが、
この景色を、目に、心に、焼き付けよう。
そう、思いました。

2012年7月4日水曜日

「被災地」での僕の足跡(後半)

20(水)朝は台風の影響で、拠点でのんびり。
午後に車で拠点を出発し、
気仙沼市のとある場所にある農地へ。
そこの農地で少しだけ作業をして、拠点に戻る。

21(木)、22(金)、23(土)は、
朝に車で拠点を出発し、農地で作業をして、
夕方に拠点に戻る、というパタン。
21の昼はコンビニ弁当を近くの公園で。
22の昼は農地の近くにあるラーメン屋。
23の昼は南三陸さんさん商店街で。

24(日)朝にボランティアの拠点を車で出発し
JR石越駅まで送っていただく。
JR石越駅からJR石巻駅まで電車で移動し、
午後は石巻駅周辺を散策。
石巻立町復興ふれあい商店街や、
石巻まちなか復興マルシェなど。
夜は居酒屋で。

25(月)朝にJR石巻駅前のレンタカー屋で
レンタサイクルを借りて、石巻市内を散策。
昼は道の駅「上品の郷」で。夜はやきとり屋で。

26(火)は石巻から仙台への移動日でした。

27(水)は仙台市の若林区で
農地再生をしている団体でボランティア。

28(木)は仙台から南下し、亘理町や相馬市へ。
電車とバスで往復しただけですが。

29(金)は仙台から山形への移動日でした。

30(土)は山形からいわき市へ。
いわき市には夜に着き、市内を少し散策。

以上、ご参考になれば幸いです。

2012年7月3日火曜日

「被災地」での僕の足跡(前半)

昨日は「被災地」の歩き方について書きました。
今回は、その一例として、
僕のおおまかな足跡を記します。

16(土)夕方、気仙沼に到着。
バスで宿まで移動。
駅前の観光センタのようなところで、
付近の宿が一覧されている紙がもらえます。
ちなみに僕は、一覧には載っていませんが、
リアス唐桑ユースホステルに(駅から遠い)。

17(日)朝、荷物を置いて宿を出発。
気仙沼鹿折復幸マルシェや、
復興屋台村 気仙沼横町や、
気仙沼復興商店街 南町紫市場をぶらぶら。
少し遠いですが、アンカーコーヒーにも。
昼も夜も復興屋台村 気仙沼横町で食べました。
(もちろんお店は違いますが)

18(月)朝、リアス唐桑YHを出発。
またもや昼を復興屋台村 気仙沼横町で(笑)
昼過ぎにバスで陸前高田へ。
バスを陸前高田市役所前で降り、
旧市街地に降りていく途中にあった
「りくカフェ」というお店へ。
偶然入ったのですが、
そこで宿を紹介していただき、
旧市街地を回ったり宿に行くまでの足として
電動自転車を貸していただきました。
夜は宿までの道中にあった未来商店街で。
鈴木旅館というところに泊まりました。

19(火)朝、鈴木旅館を出発。
気仙沼を経由して、南三陸へ。
昼は南三陸さんさん商店街で。
その後、バスまで時間があり雨だったので、
商店街近くの「さんさカフェ」でまったり。
その後、バスで柳津まで移動し、
柳津からバスで登米市役所前へ。
そこでボランティアの拠点からのお迎えと合流し
登米市のとある場所にあるボランティア拠点へ。

2012年7月2日月曜日

「被災地」の歩き方

今日は、「被災地」の歩き方について。
といっても、僕が行った範囲だけですので、
陸前高田~気仙沼~南三陸~石巻~仙台。

●移動手段
・大船渡~陸前高田:岩手県交通バス
→割と本数が多いようです。

・大船渡/陸前高田~気仙沼:ミヤコーバス
→往復それぞれ2便ずつしかありません。
 気仙沼から陸前高田に日帰りで行くと、
 約1時間しか陸前高田には滞在できません。

・気仙沼~南三陸(志津川駅前):ミヤコーバス
→割と本数が多いです(片道7便くらい)

・南三陸~石巻
→南三陸(志津川駅前)~柳津駅は
 バス(片道7便くらい):ミヤコーバス
 柳津駅~石巻駅はJR(片道10本くらい)

・石巻~仙台
→石巻駅~矢本駅はJR仙石線
 矢本駅~松島海岸駅はJRの代行バス
 松島海岸駅~仙台駅はJR仙石線

・仙台~気仙沼/陸前高田/大船渡
→高速バスが運行しています。(岩手県交通バス)
 このバスを気仙沼~陸前高田/大船渡だけ
 乗るということはできません。。。

・東京(池袋)~釜石・大船渡・気仙沼
→高速バスが運行しています。けせんライナー

●宿泊場所
・大船渡:不明
・陸前高田:鈴木旅館(市役所から4キロ)
・気仙沼:たくさん
→駅前の観光センタで宿泊施設一覧が入手可能
・南三陸:さんさん商店街のwebに掲載あり
・石巻:ビジネスホテルあり。復興民泊
・仙台:たくさん

ご参考になれば幸いです。

2012年7月1日日曜日

東日本大震災の「被災地のいま」

気仙沼、陸前高田、南三陸、石巻、
ほかにも移動中に通りかかった場所々々。

2011年3月11に起こった東日本大震災の
被災地と呼ばれる場所を、ほんの一部ですが、
6月の後半にまわっていました。

被害の状況も、復興の状況も、現状の問題も、
その地域によってそれぞれですので、
全体としての印象を書くのは難しいんですが、

どの地域でも感じたのは、
「まだまだ復興の途上なんだな」
ということです。

津波で家や工場や船などあらゆるものが
流されてしまった地域では、
大きな瓦礫は撤去されて集められていますが、
逆に、なにもない状況。

地面に散らばる小さな瓦礫の破片や、
建物の基礎部分だけが残っています。
地盤は沈下しているので、
潮位が高いときには浸水しているところも。

瓦礫は撤去されているけど、
壊れたままで近づくと危険な建物もあります。

これから何回かに分けて、
僕が訪れた各地で感じたことや、
そこでの写真を紹介していきたいと思います。

ただ、「被災地のいま」を本当に知りたい人は、
絶対にご自身の目で見てみるべきだと思います。

ニュースで報道されていることや、
僕のブログを観ても、
見えるものはほんの一部ですし、
情報は恣意的に切り取られてしまいます。

その限定的な情報ではなく、
実際に足を運んで、五感で感じる。

「被災地のいま」を知るためには、
それしかないのかな、と思います。


6月は北海道・東北の旅でした。
7月はがらっと変わる感じになりそうです。

2012年6月30日土曜日

一期一会を楽しむ

旅に出る前、ぼくは、
「長く続く関係にこそ大切なものだ」
と思っていました。

ただ、この旅に出て、
WWOOFでホストさんのところに滞在したり
ほかのウーファーと交流したり、
ユースホステルやゲストハウスで
オーナさんやほかの宿泊者とワイワイしたり
という経験を重ねるなかで、
(出会う人みんないい人ばかりなんだよな~)
考え方が変わってきたというか、
新しい楽しみかたができてきたというか。

ベタな言い方をすると、一期一会。

長く続かないとしても、その場限りだとしても、
いや、だからこそ、二度とない出逢いを楽しむ。
(そしてそれは、初めて出合う人だけじゃなくて)

そういう面白さもあるんだなぁ、
というのが強く感じられるようになってきました。

とはいえ相変わらずの極度の人見知りなので、
自分から気さくに話しかけたり、
場を盛り上げたり、
というのはマダマダできないんですが(笑)


昨日は、朝に仙台を出て、山形方面へ。
途中、友人に強くオススメされた山寺に行き、
早めにゲストハウスに行って、のんびり。
夜は初めて出逢ったメンバばかり9人で
餃子パーティ。
空が明るむ時間まで食って飲んで喋って(笑)
めっちゃ楽しい時間でした◎

2012年6月29日金曜日

人間はなにものか。どこから来て、どこへ行くのか

興味を持っている分野なんて、
その時々で変わっていくものだと思います。
なので、いまの僕が興味ある分野について。

いま、というか、旅にでる前に
よく読んでいた本の分野は、
宇宙の創世、地球の歴史、生物の進化(遺伝)、
人体の仕組(脳科学、心理学)、
といったところでしょうか。

宇宙がどのように始まり成長していったのか。
地球がどのような過程を経てきたのか。
生物がどのように進化してきたのか。
人間がどのような仕組みでなりたっているのか。

つまり、言い換えると、
「われわれはどこから来たのか
 われわれはなにものか
 われわれはどこへ行くのか」
というゴーギャンの絵のタイトルと同じかな、と。

一時期、ぼくは、自分の存在意義を見出すために、
人間が「なぜ」存在するのかが知りたくて、
哲学の本をいろいろ読んだりしました。
(ほとんど理解できませんでしたが。笑)

そこで自分なりに出した結論は、
「理由はない」ということです。
(そこに理由を持たせようとするのが宗教)

なので、演繹的なアプローチをやめて、
帰納的なアプローチへと転換して、
宇宙開闢以来の「歴史」に
興味を持っているところです。

宇宙の創世、地球の歴史、生物の進化、人体の仕組
を全体的にとらえることができれば、
「本質」がつかめると思うんですよね~。


書くつもりがなかったことまで書きすぎました。
ま、いっか。。。笑
昨日は、思うところあって、
農地再生のボランティアには行かず、
仙台よりさらに南の方へ下りていったり、
宿でのんびりしていました。
ゲストハウスの「梅鉢」さん、いいとこでした◎

2012年6月28日木曜日

根は楽観的?

ぼくは、周りの方からネガティブって
評価をしていただくことが多くありますし、
自分でもそうだなぁ、とだいたい思っていますが、
ちょっと考えてみると、
そうじゃないかもなぁ、と思うこともあるんです。

なんというか、ネガティブなのは表層的なとこで、
根っこのほうは、ポジティブというか、
楽観的なんですよね、たぶん。

次が決まっていない状況で仕事を辞めることも、
いまやっているような旅をすることも、
予定をあんまり決めずに旅していることも、
本当にネガティブな人なら、
やらないんじゃないかなぁ。

具体的に考えたり、未来のことを考えるのが
苦手だっていうのもあるのかもしれませんが、
それだけじゃなくて、

「まぁなんとかなるでしょ」
っていう感覚があるというか。
「こんくらいで死にはしないでしょ」みたいな。

と言っても、
本当に命の危険がある国に
行っているわけでもないので、
大したことありませんが。
(こういうこと書くから
 ネガティブって言われるのか。笑)


昨日は仙台市で農地再生のボランティアでした。
気仙沼でやっていたみたいに
瓦礫撤去をするつもりでいたんですが、
なんとタマネギの収穫作業。
そんなに広くはない畑から大量に穫れて、
良い経験ができました◎

2012年6月27日水曜日

いま、どうしてるかな

正直に書きますけど、
一人旅をしていると、
寂しくなる瞬間が、やっぱりあります。
わりと独りに慣れている方だとは思いますが。

何人かで賑やかに過ごしていた場所を出た
その日のひとりの夜とか、特に。

そんなときは、ぼんやりと考えごとをしたり、
その日にあったことを振り返ったり、
ネットを見たりして、早めに寝ます。
(というか、最近22時には眠くなります。笑)

考えごとのテーマで多いもののひとつが、
これまでの人生で関わったかたのことです。
あの人はいまどうしてるかなぁ、とか。

思うに、

いまどうしているかな、
とフト気になる相手がいること。
いまどうしているかな、
とフト気にしてくれる相手がいること。

次に逢うのが楽しみな相手がいること。
次に逢うのを楽しみにしてくれる相手がいること。

これが、人生の醍醐味というか、
幸せなんじゃないかな、と。

人生の多くを経験してきたわけではありませんが
そんなことを、ぼんやりと。


昨日、石巻から仙台へと来ました。
途中で松島の観光もサクっと。
夜は友人とご飯でした。
旅先で友人に再会できるのっていいですね◎

2012年6月26日火曜日

仕事の報酬とは何か

東京で働いていた3年2ヶ月を
ぼんやりと振り返っていました。
あの3年2ヶ月は、
僕にとって、どんな意味があったのか、と。

どんなスキルが身に付いたとか、
どんな成果を出したのかとか、
どんな評価をもらったのかとか、
自分にとっては些末なことなんだなぁ、
というのが実感です。

就職する前はやっぱり、
早く成長したいとか、バリバリ結果出したいとか、
思っていたというか、
たぶん思い込ませていた自分がいるんですけど、
あらためて自分の心の声を聞いてみると、
もちろん意味がないとは思いませんが、
根幹ではなく、枝葉のように感じられるんです。

じゃあ、この3年2ヶ月は意味がなかったのか
というと、もちろんそんなことはなくて。

僕にとって本当に意味があったのは、
自分がそれまで知らなかった自分の側面を
知ることができたことです。
それは、新たな一面であったり、
より深い階層であったり。

そして、それ以上に意味があると思えるのは、
それまで関わりのなかった人と繋がれたこと。

僕は極度の人見知りで社交性も低いので、
新しい人と知りあいになる機会は、
そう多くはありません。

でも、仕事は当然そうはいかないわけで。
コミュニケーションを重ねるうちに、
最初は義務感で嫌々だったかもしれないけど、
段々と仲良くさせてもらう人が出てきて、
コミュニケーションそれ自体が楽しくなって、
嬉しいというか、居心地がいいというか。

つまり、僕にとっての、仕事の報酬とは、
「自分や他人との出逢い」だと思うのです。

そして、スキルとか成果といった枝葉は、
その出逢いを作ったり広げたりする
手段として意味のあることなのかな、と。

新しい自分に出逢えたこと。
素敵な方々に出逢えたこと。
そういった意味で、この3年2ヶ月は、
僕にとって掛け替えのないものです。

そして、「素敵な人に恵まれる」というのは
僕が自信を持って言える唯一の強みです。


昨日は石巻を自転車で散策しました。
宿泊拠点周辺の喫茶店巡りもしていて、
一昨日昨日の2日で、なんと6軒(笑)
気さくに声をかけてくださる方が多く、
居心地のいい時間を過ごせました◎

2012年6月25日月曜日

お客様では、いられないこと

「自分の仕事」を考える2日間in札幌
の前夜祭イベント(6月1日)で、
「自分がお客様では、いられないこと」を
考えるというワークショップがありました。

「お客様では、いられないこと」を、
「供給側にまわってしまうこと」と捉えると
それはいまの自分にはないなぁ、
というのが正直なところです。
僕には特別な能力も強い想いもありませんし。

農業についてもそうで、
ついつい「食」の供給側になってしまう、
という感じではありません。

ただ、「お客様では、いられないこと」を、
「ひとまかせにはしたくないこと」と捉えると
それが「食」なのかな、だから農業なのかなぁ
と少し思ったんです。

「自分の仕事」を考える2日間in札幌
の1番目のゲストとしてお話してくださった
ミナ ベルホネンの皆川明さんのお話の中に、

外部に頼みすぎると頼みグセがついてしまう。
これは自分達にはできない、と思い込んでしまう。

という言葉があって、
それに近い感覚なのかなぁ、と。

「食」は、生きるために最も大切なことのひとつ。
その「食」にかかわるほとんどすべてを、
いまの僕は「外部」に依存してしまっています。

いまはそれで不都合がないのかもしれませんが、
やっぱり自分としては違和感があるし、
有事の際に自分で「食」を調達できるというのは、
とても「強い」ことだと思うんです。


昨日の朝にボランティアの拠点(登米市)を出て
石巻へとやってきました。
喫茶店でコーヒーを飲んで、お店でご飯を食べて
商店街を散歩して、というのんびりな一日。

2012年6月24日日曜日

理想の思考パタン

北海道のWWOOFでアスパラ畑の
草むしりをしながら考えていたことです。

学生団体時代の知人や会社の方などなどから
「思考が深い」という評価を
していただくことがあるんですが、
自分としては、ちょっと違う気がしています。

僕は、自分の思考が深いとは思っていませんし、
深い思考をしたいとも思っていないんです。

幅広い知見に触れて潜在意識の引き出しを増やし、
その引き出しをもとに直感的な判断をし、
その判断を本質的かつシンプルに言語化する。

というのが僕の理想とする思考パタンです。
(あくまで理想で、現実はほど遠いですが)

ですので、
僕は具体的に具体的に考え抜いたり、
深掘って深掘って考えたりするのが苦手で、
曖昧な概念レベルでの浅い思考が
多いなぁと認識しています。

そして、僕の思考が遅い大きな原因の一つは、
この「言語化する」という作業が苦手、
というのがあるんだろうなぁ。

細かい言葉のニュアンスへのこだわりが
恐らく人一倍強いので、
言語化することへの抵抗感があるというか、
うまく表現できる言葉が見つからないと
口を閉ざしてしまうというか。

相手を不安にさせたり、苛つかせてしまうことが
多々あるので、どうにかしなきゃ、と
(少しは)思っているのですが。。。


昨日もボランティア作業ができました。
夜は1年以上もボランティアをされていた方の
壮行会で、地元の方々も集まっての宴会でした。
少しでしたが、
地元の方々の想いのようなものが聞けて、
イイ時間でした。

2012年6月23日土曜日

東日本大震災前後の価値観の変化

いま、「被災地」と呼ばれる場所を回り、
実際に自分の目で見て感じることで
いろいろ思うことがあります。

ですが、
去年の3月11日の東日本大震災の前後で、
自分の価値観に大きな変化は生じていない、
とぼく自身は思っています。

あの地震があってもなくても、
同じ時期に会社を去る決断をしていたし、
農業という方向性も同じだったと思います。
(WWOOFや旅はしていないかもですが)

ただひとつ、あの地震の少し後に、
強く思ったことがあって。
それは、サラリーマンの不自由さ、です。

長期でボランティアに行こうと思っても、
身軽には動けない。
そういう身分ではいたくないな、
と思ったことを覚えています。

いまは自由ではありますが、
逆に根を張っている場所がないので、
自由を満喫しつつ、
五感をひらいて根城探しもしていきます。


昨日も良い天気の中、ボランティア活動でした。
心地よい疲れと、お腹いっぱいのご飯。
楽しい毎日を送っております。

2012年6月22日金曜日

頭も体も動かす

被災地で復興支援のボランティアを
本腰を入れてやることは、
いまのぼくの自分事ではない気がしている、
また、そう感じる理由は自分でもわからない、
と昨日書きました。

今日、ボランティアの作業をしながら、
ふと思い浮かんだことがひとつあります。

それは、頭も体も動かしたい、ということ。

東京でオフィスワークをしていたときは、
頭は(多少)動かしていたけど、
体はほとんど動かすことがありませんでした。
そこに、自分としては違和感というか、
「これではイヤだな」という感覚があって。

復興支援のボランティアは、特にぼくは、
体力作業系のボランティアしかしないので、
体は動かすけど、頭はほとんど使わない。
これはこれでもちろん楽しいんですが、
長期間やりたいことではないかなぁ、と。

それで言うと、
ぼくが次にやろうとしている「農業」は、
頭も体もフルで動かさないとやっていけない。
この点においても、僕の想いというか、
やりたいことにはまっているんじゃないか。
そう感じているんです。


昨日は天気も良く、ボラ作業ができました。
なにか農業にかかわるボランティアを、
ということで、僕がやってるのは農地再生です。
津波をかぶって瓦礫まみれになった田畑から
瓦礫や石を取り除いて、また使えるようにする
という地道な作業。
北海道のWWOOFで草むしりをし続けて、
なくなった握力がようやく回復したと思ったら、
また握力がなくなってきました(笑)

2012年6月21日木曜日

「被災地」との関わり方

自分事と他人事について昨日書きました。

そのことに思い至ったきっかけがあって、
それは、自分と「被災地」との関わり方を
考えたことでした。

気仙沼で2泊した宿に、1年以上泊まり込みで、
ボランティアをされている方がいらして。
30近くの女性の方で、仕事も辞められていて。
収益をあげる事業のようなものも、
おそらく、ほとんどやっていないので、
基本は持ち出しでやっているのだと思います。

その方の姿を見て、雑談をさせてもらって、
羨ましさを覚えた自分がいながらも、
でもそれは僕の「自分事」ではない気がする、
と感じた自分もたしかにいたんです。

なぜ「自分事」ではないと感じたのかは、
自分でもよくわかりませんが、
自分にはできない(能力も先立つものも)、
と感じたのはひとつある気がしています。

それと、いまはこの旅を続けたい、
という想いもあるんだろうなぁ。

「被災地」とのかかわりにおいて、
いま、ぼく自身ができること。
それは、体を動かす系のボランティアと、
「被災地」のいまを自分の目と心に焼き付ける。
とても微力ですが、そう感じています。


・・・ということで、
19日の夜に宿泊所に到着して、
20日の朝から宮城県のとある場所で
ボランティアをしています。
といっても、20日は台風の影響もあって、
あまり作業はできなかったのですが。

2012年6月20日水曜日

「自分事」と「他人事」

「~のために」への違和感というか、
「上から目線」への違和感というか。

この2日間で少し書いてきたんですが、
ふと感じたことがありました。

それは、違いを生んでいるのは、
「自分事」としてやっているか、
「他人事」としてやっているか、
なのかなぁ、と。

ここで言う「自分事」と「他人事」の違いは
起点が自分にあるか、他人にあるか、かなぁ。

純粋に「自分」がやりたいから、やる。
「自分」ができることだから、やる。
それが、「自分事」で。

「他人」に貢献したいから、やる。
「他人」が困っているから、やる。
「他人」に評価されたいから、やる。
それが、「他人事」なんじゃないのかな。

「他人」のために「他人」のことをやる、
のではなく、
「自分」のために「自分」のこととしてやる。

もちろん、「自分」のためにやることが、
結果として「他人」のためになっている
必要もあるので難しいところですが。


昨日の早朝に陸前高田を出て、
海岸線沿いをバスで下り、
南三陸町まで行きました。
雨が降ってきたのであまり歩き回れず、
商店街でご飯を食べたり、
カフェでまったりしたり。
夜にはまた別の場所に移動して宿泊。
直撃は免れたとはいえ強い雨風でしたが、
ふっつうに爆睡してました(笑)

2012年6月19日火曜日

自然の一部になる

お客様の課題を解決するために、
社会課題を解決するために、
といった言葉の裏にあるように感じられる
上から目線への違和感について昨日書きました。

今日は、その続きで、
じゃあ自分は何のために働くのかについて、
白神山地を観光した際に思ったことを。

樹齢約400年のブナの大木を前に、
30分くらい1人になれる時間があったので
木と対話、、、はできませんでしたが、
静かに木と向き合うことで湧き出る
自分の内からの声と対話していました。

400年って、すごいなぁ、と。
日本だと、江戸時代がはじまったくらい。
そんな遙か昔に生を受け、繋いでいる存在。
ただ長生きだからすごい、というのではなく
生命としての強さがとてつもないというか。

人間には生き得ないその年月を生くる存在に
抱くのは、ただただ、畏敬の念で。
この生命を、人間のおこないが原因で
途絶えさせてはならない。

そう、思ったんです。

それは、この大木だけに限った話ではなくて。

自然、もっと言うと、地球を次代に繋げる。
これは、人間の使命ではなく、
犯してはならない宿命なんじゃないか。

だとすると、僕は、
お客様のために、とか、社会のために、
ではなくて、自然の一部になるというか、
自然のより良い歯車のひとつになるというか。

自然を守る、となると違う気がするんです。
守る、というとき、
自然を人間とは別の存在と捉えているし、
「上から目線」のニュアンスもありますし。

どういう形で実現していくか。
農業なのか、それともほかの何かなのか。
具体的なことは何もわかりませんが、
忘れたくない想いとして。


昨日の昼に気仙沼を出て、陸前高田に。
バスを市役所前で降り、
駅の方へ坂を下っていく途中にある
「りくカフェ」というところに立ち寄ると、
鈴木旅館さんを紹介していただき、
電動自転車まで貸していただきました。
陸前高田をまわり、夕飯は未来商店街で。
「りくカフェ」のかたに、
いろいろ紹介していただいたおかげで、
半日でしたが無事に過ごすことができました。

2012年6月18日月曜日

「~のために」というスタンスへの違和感

お客様の課題を解決するために、とか、
社会課題を解決するために、とか。

仕事の目的や動機、やりがいなどが
語られるときに
よく目や耳にする類の言葉だと思います。

そういって語られる言葉や想いは、
とても素晴らしいものです。

・・・ですが、どこか違和感が拭えない。

どんな違和感があるのかというと、
なかなか言葉にしづらいんですが、
この言葉や想いの裏にある、
「上から目線」なのかな、と感じています。

たとえば、
お客様が営業に困っているから支援する。
発展途上国の子供たちに学校を建てる。

こういったものは、事実や結果としては、
素晴らしいものだと思うのですが、
仕事の目的や動機、やりがいとして
語られるようなものなのでしょうか。
ただ自分(たち)ができることをやった結果
なんじゃないかと思うんです。

言い換えると、
「できる自分(たち)とできない相手」、
という構造にあるというか。
その優位性を感じていたいだけなのでは、
と思うこともあります。

そうじゃなくて、
それぞれできることもできないことも
持っている人同士が、
できることを出し合い交換し合った結果、
というような関係が自然なのでは、
と感じています。

相手が困っていることが、自分のできること
というのは偶然というか、結果というか。

・・・うまく言えないんですが、
この「上から目線」では?という違和感は、
自分には大事なことのように思えるので
継続的に考えたいテーマの一つです。


ってことを、北海道でのWWOOF期間中に、
アスパラ畑の草むしりをしながら
つらつらと考えていました。

16日の朝に弘前を出て、バスで盛岡へ。
盛岡ではわんこそばを食べただけで(笑)、
16日の夜~18日の昼まで、
宮城県の気仙沼市にいました。
気仙沼では何カ所かある復興商店街をまわり
美味しいご飯を食べ歩いていました。
いわゆる「被災地」と呼ばれるところの
現状を直に見て感じたことは別の機会に。

2012年6月17日日曜日

2012年6月16日土曜日

白神山地観光2日目(十二湖)

さて、白神山地観光2日目の足跡です。

1日目は東側からブナ林を観たので、
2日目は西側からまわってみました。

行ったのは、十二湖というところです。

●6月15日(金)

9:00頃、弘前駅を出発。
JRのリゾートしらかみ号で十二湖駅へ。

11:20頃、JR十二湖駅に到着。
駅の周辺を少しぶらぶら。

11:35頃、JR十二湖駅を出発。
バスで十二湖へ。

11:50頃、十二湖に到着。
十二湖を散策。

15:30頃、十二湖を出発。
バスでJR十二湖駅へ。

15:50頃、JR十二湖駅を出発。
普通列車で弘前駅へ。

19:30頃、弘前駅到着。
白神山地観光2日目終了。


2日目に失敗しそうになったのは、
リゾートしらかみ号のチケットを買うのが
ギリギリだったことです。

あと、弘前の宿に連泊したので戻りましたが、
秋田に行っても良かったかと少し思いました。

ちなみに、リゾートしらかみ号は、
青森・弘前や秋田から、
日本海側の白神山地へ行くのに便利です。
(っていうか普通列車が少ないので、
 ホボ利用せざるを得ませんが、混みます)
車内で津軽三味線の生演奏タイムがあったり、
絶景ポイントで徐行してくれたりします。

十二湖には行くつもりはなかったんですが、
(というか知りませんでした)、
とても良かったです。
なかでも、青池がとっても神秘的で綺麗で、
僕は青池だけで2時間以上いました(笑)


今日から6月いっぱいまでの半月は、
ここに行ってみたいな~、
という曖昧な予定しかない道中です。
今日泊まる場所も決まっていない、
という状態は楽しくもあり少し不安もあって
なかなか面白い感じです。
とりあえず、
今日の寝床はなんとか確保できています(笑)

2012年6月15日金曜日

白神山地観光1日目

13日に北海道を出て青森へわたり、
14,15の2日間はWWOOFではなく
観光をしていました。

行ったのは、ずっと前から、
日本で最も訪れたいと思っていた場所の1つ
白神山地です。

今日は、この2日間の僕の足跡を記した上で
僕のノープラン行き当たりばったり観光での
失敗談(?)を踏まえての
白神山地観光のポイントを記します。

●6月14日(木)

8:00頃、弘前駅を出発。
バスで西目屋村役場前まで。

9:00頃、西目屋村役場前に到着。
徒歩で白神山地ビジターセンターへ。

10:00頃、西目屋村役場前を出発。
バスで津軽峠まで。

11:15頃、白神山地の津軽峠に到着。
マザーツリーやブナ林を散策。

13:40頃、津軽峠を出発。
バスでアクアグリーンビレッジANMONへ。

14:00頃、ANMONに到着。
ブナ林を散策。

16:20頃、ANMONを出発。
バスで弘前駅まで。

17:30頃、弘前駅に到着。
白神山地観光1日目終了。


今回、事前にあまり調べずに白神山地に行き、
もろもろ失敗しました(笑)

・バスは少なく、バスでは行けない場所もある
→レンタカーやタクシーツアーが良いかも

・ガイドなしでは行けない場所がある
→事前に要チェック&要確保

・閉鎖期間がある
→冬季閉鎖期間が長い。事前に要チェック

この3つが主なところです。

閉鎖期間は年によって変わるらしく、
暗門の滝というポイントが、
今年は例年より雪が多かったらしく
まだ閉鎖中でした。。。

まぁ、失敗もしましたが、白神山地のブナ林を
十二分に堪能できたので満足しています◎

1日目だけで長くなってしまったので、
2日目の足跡は明日にまわします。


これまで何度も落としながらも、
無事だったiPhoneの表面ガラスが、
ついに割れてしまいました。。。
液晶保護シールもケースも付けずに
旅をするのはやはり無謀だったようです(笑)
幸いなことに壊れてはいないので、
のらりくらりとやっていきます:-)

2012年6月14日木曜日

【WWOOF体験記】オフの一枚@神仙沼

これもオフの日に連れて行っていただいた
神仙沼というところで撮った写真です。

【WWOOF体験記】オフの一枚@羊蹄山

これはオフの日に観光(?)に行った
ミルク工房というところから撮った
羊蹄山の写真です。

【WWOOF体験記】ウーファー仲間と

この写真は作業後に撮ったもの。
ブヨ(小さいハエみたいなやつ)が
たくさん飛んでいて噛まれたら痛いので、
みんな顔が隠れています(笑)

【WWOOF体験記】ホストさんの農場

今日は北海道でのWWOOF滞在中の
写真を少しご紹介します。

この写真は、滞在先のホストさんの農場。

奥の右側に見えるのは羊蹄山です。
雄大な眺めでとても気持ち良かったです。

2012年6月13日水曜日

【WWOOF体験記】素敵なホストさん

北海道でのWWOOF滞在、
本当にすばらしい時間でした。

景色は雄大。空が広くて、山が多くて。
6月の北海道は良いですね。気持ちよすぎる。
緑がめちゃくちゃ鮮やか。
正直、移住先として、かなり心惹かれますが、
やっぱり雪に閉ざされる冬のことを考えると、
1人で農業を始めるにはハードルが高いなぁ。

でも、ほんと、冬以外は最高だと思います。
いろいろな食べ物が育てられるし、
寒暖の差が大きいから美味しく育つし。

そういった地理的要素も大きかったですが、
何よりもホストさんがとても素敵でした。

ご夫婦でなさっている農園で、
おふたりとも穏やかでとても仲が良くて、
やらないままで後悔はしたくないと、
心の向くままに生活を楽しまれていました。

そのためのこだわりのようなものも強く、
その面での厳しさも持ち合わされていて、
自分たちが納得できる生き方をされている
ということが感じられました。

僕も就農を目指していることもあって、
ホストさんご自身の体験談なども、
いろいろ聞かせていただき面白かったです。

ウーファーも面白い人ばかりで、
ウーファーとホストさんとの絡みも楽しく、
料理もとっても美味しくて、
本っ当に、居心地が良かったです。

もともと1週間の予定だったところを
2日延長させてもらいましたが、
正直、もっと長期間いたかったです。
移住地を探す旅じゃなかったら、
もっと長居してたのになぁ。

どうしてここまで居心地が良かったのかを
振り返ってみると、一番大きなことは、
ホストさんが人手を集める仕組みとして
WWOOFを利用しているのではなく、
ウーファーと一緒になって笑いあったり、
ときにはウーファーにいじられたり(笑)
ウーファーとの交流を心から楽しんでいる、
というところなのかな、と思いました。

初WWOOFでこのホストさんのところに
滞在させてもらってしまったので、
今後の滞在先で満足できるか不安です(笑)

もし北海道(特にニセコ方面)で、
WWOOFをしたいという方がいましたら、
本当にオススメですのでお教えします◎
(連絡先はプロフィールのgmailです)

いずれ僕もWWOOFのホストになりたい
と思っているので、
素敵なホストのあり方を見せていただく、
という意味でもとても良い経験でした。


後ろ髪引かれつつも北海道ニセコ近くでの
WWOOFを終え、今日は移動日でした。
朝7時にホストさんの家を出発し、
ずっと電車だったのではありませんが、
宿に着いたのが21時過ぎ。
さすがにちょっと疲れました。
WWOOFの農作業で溜まった
心地よい疲れも体中にあります。
ずっとアスパラ畑の草抜きをしていたので、
右手の握力がホボありません(笑)

2012年6月12日火曜日

人間としての器

器が大きい/小さいという表現は
言い得て妙だなぁ、なんてことを
農作業しながら考えていました。

人としての器の大きさって、
どれだけ人を受け止められるか、
ということだと思うんです。

で、どれだけ、っていうのには、
たぶん量と質とがあって。

量は、何人を受け止められるかで、
つまり器の容積というか。

質は、どんな人を受け止められるかで、
自分が扱いやすい人だけ受け止められる器
自分より能力の高い人を受け止められる器
自分と考えが異なる人を受け止められる器
などいろいろあるなぁ、と。

量と質の他に、器の形もひとそれぞれで、
なめらかな器や尖った器など、
形もいろいろあるように感じます。

自分の器はまだまだ
小さいし、質も低いし、形も悪いなぁ、
と感じたことがあった一日でした。

どんな器になりたいんだろう、僕は。
いつも頭の片隅で考えたいと思います。


相変わらず、期間を延長して、
北海道の農園でWWOOFしています。
東京で働いていたときは、毎食パン1つ、
みたいな生活をしていた日もあったので、
当時の1日分を1食で食べています(笑)

2012年6月11日月曜日

単純作業とフロー状態

僕はわりと、単純作業得意なようです。
大学時代に所属していたNPOで
活動していたときから
なんとなく気付いていたんですが。

同じ作業をひたすら繰り返すことに
没入できるし、その際の作業スピードも
どうやら平均より速いようです。
(上には上がいっっぱいいますが)

どうすればより効率的に(というか楽に)
作業できるか以外のことを考えずに、
目の前の作業を黙々とこなし続けると、
フロー状態に入れるんですよね。

そうすると、
楽しいというか、達成感があるというか。
時間が過ぎるのも早く感じられて、
良いこと尽くしです(笑)

ただ、どんな単純作業でもフローに入れる
というわけでもないんですよね。。。

「やりたくないなぁ」と感じる作業は、
フロー状態に入りにくいですし、
入れたとしても長続きしません。

僕の場合、作業の難しさは、
フロー状態に入れるかは入れないかには
あまり影響しないなぁと思えるので、
やっぱり、「やりたいかやりたくないか」
がフロー状態に入れるかは入れないかを
左右している気がしています。

だから僕は、
「意味があると思える単純作業」
が向いているのかなぁ、、、ということを
草むしりしながら考えていました。


6月の中下旬の予定は、
ざっくりとしか考えていなかったのですが
さっそく予定が変わっています(笑)

北海道のWWOOFホストさんのところで
1週間滞在させてもらう予定でしたが、
延長させてもらっています。

楽しいしご飯が美味しいし居心地が良い、
という理由もありますが、
いまやっているアスパラ畑の雑草抜きを、
終わらせて達成感(?)を味わいたい、
というのが一番の理由です(笑)

2012年6月10日日曜日

【WWOOF体験記】ウーファーいろいろ

今日は、どんな人が
ウーファーに来ているのかを紹介します。

僕がいる北海道のニセコ近くの農園には、
いつも複数のウーファー(2~5人)が
滞在しているようです。

期間は、1週間~2ヶ月程度といろいろ。

日本人のウーファーは少ないようで、
台湾・香港の方が一番多いみたいです。
他にも、アメリカやオーストラリア、
ヨーロッパからも来ているとのこと。

海外から来られている方は、
日本語ができる方が多く、
(片言からペラペラまで幅広い)
英語はもちろんできる方ばかり。
WWOOFだけで来るという方は少なく、
北海道の他の場所や東京、京都などの
観光にも行っている人が多いようです。

男性と女性では女性の方が多くて、
僕が滞在している間に、
6人の女性と期間が被りましたが、
男性は1人だけです。
(はじめの1週間は男1人でした。。。)

意外と自由時間がたくさんあるし、
作業中も話しながらやることが多いので、
ウーファー間のコミュニケーションは
けっこう活発です。

ホストの方とも、食事のときに、
いろいろおしゃべりしています。

あくまで、僕がいまお世話になっている
ホストさんでの話ですので、ご承知置きを。


今日の午前中はホストさんの農園ではなく、
ホストさんのご友人の方のところで
お手伝いをしました。
その方は、しいたけ農家さんで、
ホストさん以外の農家の方とも
出逢えることができて楽しかったです。

2012年6月9日土曜日

【WWOOF体験記】ウーファーの作業内容の一例

昨日、WWOOFの体験談第一弾として
ウーファーの1日の流れを書きました。
興味がある方は、
前日のブログをご覧ください。

今日ご紹介するのは、
僕が滞在している北海道のニセコ近くの
あるホストさんの場合の、
もう少し具体的な作業内容などです。

僕が滞在しているこの1週間の、
主な作業はアスパラ畑の雑草抜きです。

無農薬で栽培されているので、
雑草がすぐに生えてきてしまいます。
それを人力でひたすら抜いていきます。

他にも、トウモロコシやレタスを育てる
ポット作りもさせてもらいました。

いまいるホストさんのところでは、
ご飯はホストさんが作ってくださります。
僕たちウーファーは、
手伝いや片づけを担当しています。

ちなみにホストさんは、
季節によるかと思いますが、
朝は明るみ始める3~4時くらいに起き、
野菜の収穫や出荷準備をされています。

夕方、ウーファーが作業を終えた後も、
夕食の前まで作業をされています。
ウーファーと同じ作業はされず、
野菜(畑)の手入れや加工品の製造を
されているようです。

また、夜はウーファーと同じ頃に
寝られることが多いです。

以上、いま滞在している農園での例で、
季節によって異なると思いますし、
ホストさんによっても異なります。
(午前中にゲストハウスの手伝いのみ、
 というホストさんもあるみたいです)

ご参考になれば幸いです◎


今日はオフの日でした。
ミルク工房というところや温泉、
神仙沼という観光地に、
ホストさんに連れていってもらいました。
疲れがやや溜まりつつあったので、
よい休息となりました。