2012年7月1日日曜日

東日本大震災の「被災地のいま」

気仙沼、陸前高田、南三陸、石巻、
ほかにも移動中に通りかかった場所々々。

2011年3月11に起こった東日本大震災の
被災地と呼ばれる場所を、ほんの一部ですが、
6月の後半にまわっていました。

被害の状況も、復興の状況も、現状の問題も、
その地域によってそれぞれですので、
全体としての印象を書くのは難しいんですが、

どの地域でも感じたのは、
「まだまだ復興の途上なんだな」
ということです。

津波で家や工場や船などあらゆるものが
流されてしまった地域では、
大きな瓦礫は撤去されて集められていますが、
逆に、なにもない状況。

地面に散らばる小さな瓦礫の破片や、
建物の基礎部分だけが残っています。
地盤は沈下しているので、
潮位が高いときには浸水しているところも。

瓦礫は撤去されているけど、
壊れたままで近づくと危険な建物もあります。

これから何回かに分けて、
僕が訪れた各地で感じたことや、
そこでの写真を紹介していきたいと思います。

ただ、「被災地のいま」を本当に知りたい人は、
絶対にご自身の目で見てみるべきだと思います。

ニュースで報道されていることや、
僕のブログを観ても、
見えるものはほんの一部ですし、
情報は恣意的に切り取られてしまいます。

その限定的な情報ではなく、
実際に足を運んで、五感で感じる。

「被災地のいま」を知るためには、
それしかないのかな、と思います。


6月は北海道・東北の旅でした。
7月はがらっと変わる感じになりそうです。

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